2本 『ブラック・スネーク・モーン』『サッド ヴァケイション』 [2007年9月に観た映画]
9月24日(月) シネ・アミューズ イースト
『ブラック・スネーク・モーン』 “BLACK SNAKE MOAN” (2007・アメリカ) 1h55
監・脚 : クレイグ・ブリュワー
出 : サミュエル・L・ジャクソン、クリスティーナ・リッチ、ジャスティン・ティンバーレイク
・過激な部分(セックス依存症だとか、S・L・ジャクソンがC・リッチを鎖で縛り付けるだとか。)が注目されがちな作品だと思うが、その過激さだけが前面に出るのではなくて、そこを乗り越えて人生の再生へと進む物語に感動した。
・場末のバーでS・L・ジャクソンが歌うブルースがめちゃくちゃカッコ良かった。
・ネガティブ・カッター・モー・ヘンリー、今回確認するのを忘れた。
9月24日(月) シネマライズ2F
『サッド ヴァケイション』 (2007・日本) 2h16
監・原・脚 : 青山真治
出 : 浅野忠信、石田えり、宮崎あおい、板谷由夏、光石研、斉藤陽一郎、オダギリジョー、辻香緒里、中村嘉葎雄
・“北九州3部作”の最終作という事で、勝手に和やかな大団円を想像していたが、相変わらず重たい作品だった。
・青山監督がこの3部作で行き着いた結論は、男が色々なことをしでかすが、最後は女性の強さで物事は丸く収まる。という所か。石田えりが、浅野忠信に面会するシーンでその女性の強さがものの見事に表されているが、あまりに強過ぎてちょっと怖かった。何かそこだけサイコ・スリラーを観ている気分になった。
・中国マフィアのボスを演じた役者さんは、中国の人なんだろうか?日本人なんだろうか?不気味さ、いかがわしさが体全体からあふれ出ている。
・本作の浅野忠信は、ビートたけし化している。
2007-09-24 21:25
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