2本 『さらば、ベルリン』『プラネット・テラーinグラインドハウス』 [2007年10月に観た映画]
10月6日(土) TOHOシネマズ六本木ヒルズ アートスクリーン
『さらば、ベルリン』 “THE GOOD GERMAN” (2006・アメリカ) 1h48
監・撮 : スティーブン・ソダーバーグ
出 : ジョージ・クルーニー、ケイト・ブランシェット、トビー・マグアイア、ボー・ブリッジス
・ただのメロドラマではない所は良かった。第二次大戦も末期を迎えて、アメリカとソ連の2大国家の思惑に翻弄される男女の物語。その中で、女(K・ブランシェット)はしたたかに生きてゆく。といった内容だと思う。思うものの、国家の思惑と個人の思惑が入り乱れるストーリーを完璧に理解できたかと言うと、正直出来ていない。
・モノクロの映像がカッコ良かった。思うに、S・ソダーバーグ監督は、1940年代の作品を現代に甦らせるとか言うよりも、とりあえずモノクロ映画を撮りたかったんじゃないだろうか?
・本作は、ネガティブ・カッター“ノー”・モー・ヘンリー。
10月6日(土) TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン4
『プラネット・テラーinグラインドハウス』 “PLANET TERROR” (2007・アメリカ) 1h45
製・監・脚・撮・音・編 : ロバート・ロドリゲス
出 : ローズ・マッゴーワン、フレディ・ロドリゲス、マーリー・シェルトン、マイケル・ビーン、ジェフ・フェイヒー、ジョシュ・ブローリン、ブルース・ウィリス
・今まで観たR・ロドリゲス監督作の中で一番面白かった。良い意味でマジメに作っていない所が良い。楽しんで作っている感じ。なので観ているこちらも、血みどろゾンビアクションを頭空っぽノー天気に楽しめる。
・R・マッゴーワンの足に機関銃というのは、腕にサイコガンの『コブラ』というよりも、アニメ版『クラッシャー・ジョウ』のタロスの方が銃器的に近い感じ。ラストでは、より近い銃になっている。
・M・ビーンを久しぶりに見た。老けてた。
・本作も、ネガティブ・カッター“ノー”・モー・ヘンリー。
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