2本 『パーフェクト・ストレンジャー』『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』 [2007年10月に観た映画]
10月8日(月) 渋谷TOEI②
『パーフェクト・ストレンジャー』 “PERFECT STRANGER” (2007・アメリカ) 1h50
監 : ジェームズ・フォーリー
出 : ハル・ベリー、ブルース・ウィリス、ジョヴァンニ・リビシ
・『シックス・センス』以降、山ほど出てきた“オチで勝負”の作品の中の一本。“オチで勝負”の作品は、オチに至るまでが退屈というのがパターン。本作もそのパターンにどっぷりはまってる。
・肝心のオチは悪くない。最後のカットが皮肉が利いていて、ある人物が無間地獄に落ちてゆく姿が目に浮かぶ。
・この作品は、1時間45分ぐらいH・ベリーの美貌で目の保養をして、最後にオチを楽しむ。といった、余裕のある観方がおススメ。
10月8日(月) アミューズCQN シアター3
『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』 “HOODWINKED” (2005・アメリカ) 1h21 ~日本語吹き替え~
監・脚 : コリー・エドワーズ 共監・脚 : トッド・エドワーズ 共監・脚・編 : トニー・リーチ
声 : 上野樹里、加藤浩次、ケンドーコバヤシ、小宮和枝
・本作の映像をはじめて見たとき(たしかWOWOWの「ハリウッド・エクスプレス」)、“こりゃ無いな”と思った。しかし、映画紹介の記事を読むと、“黒澤明の『羅生門』の手法を使った”とか何とか書いてあって“それじゃ観なきゃ”と思い、観た。
・事件の当事者たちの証言がそれぞれ喰い違いを見せ、やがて真相が明かされる。というのは、確かに『羅生門』。どうせなら全編これで押し切ってほしかった。終わりの方は、ドタバタアクションになってしまって残念。
・いくらCGアニメだからと言って、無理矢理立体化しなくてもいいんじゃないだろうか。エンドロールにキャラクターのイラストが出てくるが、正直そのイラストの方が良かった。CGでイラストを動かすというやり方もあったと思う。
・出来ればオリジナルの字幕版で観たかったけど、吹き替え版しか上映されていないようなので吹き替えで見る。本作も宣伝を兼ねた話題性のあるタレントさんが起用されている。ケンコバはプロの声優でやっていけそうな感じ。加藤さんのチンピラっぷりは、さすが“狂犬”。
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