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3本 『ストレンヂア』『サイボーグでも大丈夫』『ローグ アサシン』 [2007年10月に観た映画]

10月13日(土) テアトル新宿


『ストレンヂア 無皇刃譚』 (2007・日本) 1h42


監 : 安藤真裕


声 : 長瀬智也、知念侑李、山寺宏一、竹中直人


・オープニングタイトル(正確にはオープニングのスタッフロール)の出方がめちゃくちゃカッコ良かった。シビれた。マーティン・スコセッシ監督の『レイジング・ブル』、北野武監督の『キッズ・リターン』が、自分の中の“カッコいいオープニングタイトル”の2本だったけど、新たに本作が加わった。


・作画の質が高い。絵だけで充分見せれる映画。


・山ちゃんの声は相変わらずカッコいい。長瀬もそんなに悪く無かった。






10月13日(土) 新宿武蔵野館2

『サイボーグでも大丈夫』 (2007・韓国) 1h47

監・脚 : パク・チャヌク

出 : チョン・ジフン、イム・スジョン、チェ・ヒジン

・観ている間中、どこに向かって話しが進んでいるのか分らなくてモヤモヤとした気分になっていたが、終わりの方になって本作はある種の純愛モノだということが分った。かなりヒネくれた純愛モノ。それが分ってスッキリしたが、終わり方がヒネくれていて又モヤモヤ。

・劇中かなりバイオレンスなシーンが有る。そのシーンを連想させる事件が多発しているアメリカでの公開は難しそう。

・チョン・ジフンが被っているお面(ウサギタイプ)は、韓国ではポピュラーなお面なんだろうか?映画のためのオリジナルなのか?。作りが凝っていて何か気になった。





10月13日(土) 新宿オスカー劇場

『ローグ アサシン』 “WAR” (2007・アメリカ) 1h43

監 : フィリップ・G・アトウェル

出 : ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ジョン・ローン、サン・カン、石橋凌、デボン青木、ルイス・ガスマン

・J・リー対J・ステイサムを期待していると肩透かしを喰う。J・リーのアクション自体も控えめでなんだかなぁ~と思っていると、意外な展開が待っていて驚いた。

・J・ステイサムが乗っている車がカッコ良かった。思い切り良く壊されていたが、それを見て近くに座っていた人が“もったいねぇ~”と言っていた。同感。

・日本のやくざ、中国マフィア、共に服装がダークスーツなのは、北野映画の影響だろうか?

・お気に入りの俳優L・ガスマンがチョイ役で出演。L・ガスマンを初めて見たのは、シドニー・ルメット監督の『Q&A』。最初の衝撃はかなりのものだったけど、見慣れてくるとぬいぐるみチックで可愛いい。あの風貌で、スティーブン・ソダーバーグ監督の『アウト・オブ・サイト』ではオカマちゃんを演じていた。                                                                   
 改めて調べてみて分った。『Q&A』が最初だと思っていたけど、『Q&A』の前年(『Q&A』が1990年)1989年のリドリー・スコット監督の『ブラック・レイン』、『Q&A』と同じくS・ルメット監督の『ファミリー・ビジネス』にも出ていたらしい。という事は、そのどちらかが最初の衝撃だったはずなんだけど、その2作に出ていたのを思い出せない。


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