3本 『大統領暗殺』『エクスマキナ』『サウスバウンド』 [2007年10月に観た映画]
10月20日(土) テアトルダイヤ
『大統領暗殺』 “DEATH OF A PRESIDENT” (2006・イギリス) 1h33
製・監・脚 : ガブリエル・レンジ
出 : ジョージ・W・ブッシュ
・今までこれほどまでに嫌われ、憎まれたアメリカ大統領っているんだろうか?全ての諸悪の根源は、ブッシュ1人に有り。と言ってる様な感じ。
この映画を観れば、今お騒がせの某プロボクサーや、今はちょっと静かになっている某横綱なんかは元気を取り戻すんじゃないだろうか。“俺は、あそこまで嫌われていない。”と思えて。
10月20日(土) シネマサンシャイン4番館
『EX MACHINA-エクスマキナ-』 (2007・日本) 1h45
監 : 荒牧伸志
声 : 小林愛、山寺宏一、岸祐二
・日本の映画は、アクション不毛だと思っていたが、アニメの中で立派に育っていた。宮崎駿が種を蒔き、押井守が水をやり、その後すくすくと育った。という所でしょうか。
『ラピュタ』や『パトレイバー劇場版』の影響がチラッと見えるところが有るのは、たぶん偶然。『エイリアン2』は、そのまんまのシーンがあったけど。
10月20日(土) シネ・リーブル池袋2
『サウスバウンド』 (2007・日本) 1h54
監・脚 : 森田芳光
出 : 豊川悦司、天海祐希、田辺修斗、松本梨奈、北川景子、松山ケンイチ
・人騒がせな父親に振り回される家族を描くドタバタチックなコメディと思っていたが、ちょっと違った。それを期待すると外される。
学生運動の元闘士で、その志しが破れた過去を持つ夫婦が、20何年経ち、またしても国家権力、資本主義に潰されそうになる。その結果、そんな日本にはおさらばしてやる。というケツのまくり方が何か気持ちよかった。
この映画は、学生運動で志し破れていった人達へ送るファンタジーなのかもしれない。
・その夫婦の20何年間の、表には出さない挫折を、過剰な説明をしないで豊川悦司、天海祐希の表情にチラッとだけ見せる所がなんとも憎い。
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