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3本 『めがね』『グッド・シェパード』「クワイエットルームにようこそ』 [2007年10月に観た映画]

10月27日(土) テアトルタイムズスクエア
『めがね』 (2007・日本) 1h46
監・脚 : 荻上直子  
出 : 小林聡美、もたいまさこ、光石研、市川実日子、加瀬亮、薬師丸ひろ子

・映画館で受付する際(入れ替え制のため)受付のおネエさんに、「11時の『めがね』でよろしいでしょうか?」と聞かれた。
「11時のめがね」ってなんか面白い。

・浮世離れしている感じが自分としてはちょっとダメだった。
同じ女性監督の西川美和監督(『蛇イチゴ』、名作『ゆれる』)とは正反対。西川監督は人の心の裏側をグリグリと突いてくるが、荻上監督は人間をフワフワと包み込む感じ。どちらかが好きかはその人の好み。






10月27日(土) 新宿プラザ
『グッド・シェパード』 “THE GOOD SHEPHERD” (2006・アメリカ) 2h47
製・監・出 : ロバート・デ・ニーロ
出: マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー、タミー・プランチャード、マイケル・ガンボン、ジョン・タトゥーロ、ウィリアム・ハート、アレック・ボールドウィン

・骨太の映画。暗くて重くて長いけど、観応えはある。

・残念ながらM・デイモンがミス・キャストか。老け役がイマイチ。ケント・デリカット眼鏡で20代の頃と40、50代の頃の顔の感じを変えてはいるけど、童顔なのでそれ相応に見えない。

・ティモシー・ハットン、ジョー・ペシと、久し振りの顔が見れた。





10月27日(土) 新宿ジョイシネマ1
『クワイエットルームにようこそ』
 (2007・日本) 1h58
監・原・脚 : 松尾スズキ
出 : 内田有紀、宮藤官九郎、蒼井優、大竹しのぶ、りょう、平岩紙、中村優子、塚本晋二、徳井優

・偶然『めがね』と同じ日に観たが、両作とも世知辛い世の中をどう生きて行くのかが描かれていた。
『めがね』は行き詰ったけど、ギリギリの所で踏み止まって浮世離れしちゃった人達の話しで、本作は一線を越えちゃってこれまた浮世離れしちゃった人達の話し。
お金と時間に余裕の有る人は、積極的に逃避して南の島に行く『めがね』コース。
そんな余裕のない人は、今のありのままの自分を受け止めて、その自分を無理しないで受け容れて世知辛い世の中を生きていく『クワイエット』コース。

・役者クドカン良かった。


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