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3本 『ヘアスプレー』『ディスタービア』『やじきた道中 てれすこ』 [2007年11月に観た映画]

2007年11月12日(日)に観た映画。






『ヘアスプレー』 “HAIRSPRAY” (2007・アメリカ) 1h56
シネ・リーブル池袋1
製揮・監・振り付け : アダム・シャンクマン
出 : ニッキー・ブロンスキー、ジョン・トラヴォルタ、クリストファー・ウォーケン、ミシェル・ファイファー、アマンダ・バインズ、ザック・エフロン、クイーン・ラティファ、ジェームズ・マースデン

・ここ数年ミュージカル映画が作られるようになってきて一応は観てきたが、『シカゴ』『オペラ座の怪人』『ドリームガールズ』どれもダメだった。
ミュージカルは合わないんだろうと諦めていてこれもダメだろうと思って観たが、本作は面白かった。
この映画ぐらいに底抜けに明るいとミュージカルの不自然さが気にならない。

・本作のオリジナル、ジョン・ウォーターズ版『ヘアスプレー』は、J・ウォーターズ苦手なので観ていない。
そのJ・ウォーターズは、本作の冒頭にチラッと出演。

・J・トラヴォルタの女性役は最初違和感あるが、次第に見慣れてくる。
にしてもトラヴォルタはデカ過ぎ。

・N・ブロンスキーの親友役のA・バインズが可愛かった。のほほんとした可愛らしさ。





『ディスタービア』 “DISTURBIA” (2007・アメリカ) 1h44
シネ・ルーブル池袋2
監 : D・J・カルーソ  製揮 : アイヴァン・ライトマン
出 : シャイア・ラブーフ、サラ・ローマー、アーロン・ヨー、デヴィッド・モース、キャリー=アン・モス

・10代後半の少年少女の鬱屈とした日々(家庭環境によるものだったり、元々10代後半がそういうものだったり)。
そのはけ口の覗きがとんでもない事件を引き起こす。
前半、その鬱屈とした気持ち、感情を細かに描く事によって、誰しもが経験するその鬱屈とした時期を現在過ごしている、又は過ごした人達(言わばこの映画を観ている人のほとんど)が映画の登場人物達と同じ目線に立てる。
後半そこに事件が起こり、登場人物と同じスリルを味わう事となる。
そのつくりが上手い。アメリカでのヒットも頷ける。

・残念なのはクライマックスがドタバタ。ホラーになってしまった。
ティーン映画だからしょうがない。

・『ゾンビーノ』と同じくC・A・モスにトリニティの面影は無い。もはやカイヤ川崎。





『やじきた道中 てれすこ』 (2007・日本) 1h48
池袋シネマ・ロサ2
監 : 平山秀幸
出 : 中村勘三郎、柄本明、小泉今日子

・いつまでも心に残る名作。とまでは行かないが、観ている間は楽しめる。正しい娯楽映画。

・落語ネタが全編に散りばめられているらしく、それを知っていればもっと楽しめるのかも。

・キョンキョン、吉川晃司、鈴木蘭々。そのトンガリ全盛期を知っていると、“ああ、こういう映画に出るようになったんだな”と感慨深いものがある。時代は流れてゆくものなんですね。


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