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3本 『ロンリーハート』『モーテル』『ボビーZ』 [2007年11月に観た映画]

2007年11月18日(日)に観た映画。






『ロンリーハート』 “LONELY HEARTS” (2006・アメリカ=ドイツ) 1h47
新宿武蔵野館2
監・脚 : トッド・ロビンソン
出 : ジョン・トラヴォルタ、ジェームズ・ガンドルフィーニ、ジャレッド・レト、サルマ・ハエック、スコット・カーン、ローラ・ダーン

・1950年代のニューヨーク。
詐欺を繰り返し遂には殺人まで犯してしまったカップルと、それを追う刑事。
犯人と刑事、両者とも問題を抱えている“ロンリーハート”な人達。
何故“ロンリーハート”に?”ロンリーハート”の癒し方は?
その答えは、“愛だろっ、愛。”という昔のCMのような結論。

・’50年代のアメリカのパトカーって可愛い。

・J・ガンドルフィーニが良かった。どちらかと言うと腹黒い悪役が多いけど、本作の頼れる相棒もいい感じ。
S・カーンとのじゃれあいも面白かった。





『モーテル』 “VACANCY” (2007・アメリカ) 1h25
新宿バルト9 シアター7
監 : ニムロッド・アーントル
出 : ルーク・ウィルソン、ケイト・ベッキンセイル、フランク・ホエーリー


・休日昼間のバルト9は大混雑。『プリキュア』公開中なので“プリキュアキッズ”がウヨウヨといてとても賑やか。

・なんだかんだとドタバタしてしまって本編が少し始まってから客席へ。
席が奥まっていた事もあってここでもドタバタとしてしまい周囲の人達に迷惑をかけてしまった。
この場を借りてごめんなさい。海よりも深く反省。

・離婚寸前の夫婦が、旅の途中見知らぬ土地で事件に巻き込まれて…。
“おお!これは『ブレーキダウン』ではないか!”と急激に期待値が上がった。
L・ウィルソン、K・ベッキンセールの夫婦役もなかなかいい感じで更に期待値が上がった。
しかし残念な事に犯人達がマヌケ。
夫婦が行動を起こしている間、犯人達が何をしているのかと思ったら、何もしていない。まさか休憩?
これで一気に興醒めしてしまった。
で、ラストシーンは『踊る大捜査線 THE MOVIE』。
頭の中で「LOVE SOMEBODY」が流れた。

・映画が終わって女の子二人の会話が耳に入った。
片方の子が『観なきゃよかった』と後悔していた。
声の感じからして多分怖かったという意味での事だろう。
その気持ち分らないでもない。
自分も小学生の頃、たまたまテレビで放送していた『エクスタミネーター』を見てしまい、たまたま見てしまったシーンが、変態オヤジが秘密の怪しげな部屋に若い青年を監禁し、なにやらイケナイ事をしている。というとんでもないシーンだったため、それからずいぶんと長い間トラウマとして残っていた事がある。
映画の影響力をナメたらいけません。

・エンドロールがカッコいい。





『ボビーZ』 “THE DEATH AND LIFE OF BOBBY Z” (2007・アメリカ=ドイツ) 1h36
K’s cinema
監 : ジョン・ハーツフェルド
出 : ポール・ウォーカー、ローレンス・フィッシュバーン、オリヴィア・ワイルド、J・R・ビリャレアル、ヨアキム・デ・アルメイダ、ジェイソン・フレミング

・あんまり面白くない。
しかし、途中でこの映画を面白く観る方法を思いついた。
それは、この映画1970年代クリント・イーストウッドが主演したアクション映画のリメイク。と思う事。
そう思って観ると本当にそうだったんじゃないのか?と思えてきて楽しい。
自分の場合はイーストウッドだったけど、その人の好みによって置き換え可能。
’80年代のスタローン、シュワルツェネッガー。マイケル・パレも有り。
’90年代のブルース・ウィリスだとリメイクには早過ぎるか。
そういう風に考えるとこの映画は、アクションスターが必ず経験しなければならない通過儀礼とも言える奥の深いものなのかもしれない。
いやっ、スイマセン。そんな大袈裟なものじゃござんせん。どうぞお気楽、ノー天気に観て下さい。

・アクションシーンは『ボーン・アルティメイタム』ほど洗練されているとはとても言えず、泥臭い感じ。
しかしその泥臭さが逆に好感が持てる。

・ラストは気持ちいい。それまでは終始モタモタした感じなのに、ラストだけはスッキリ爽やか。
 


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