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3本 『ナンバー23』『ライセンス・トゥ・ウェディング』『フライボーイズ』 [2007年11月に観た映画]

2007年11月25日(日)に観た映画。






『ナンバー23』 “THE NUMBER 23” (2007・アメリカ) 1h39
ユナイテッド・シネマとしまえん シネマ9
監 : ジョエル・シューマカー  
出 : ジム・キャリー、ヴァージニア・マドセン、ローガン・ラーマン、ダニー・ヒューストン

・J・キャリーのダークサイド全開映画。
笑いと狂気は紙一重。

・数字の“23”へのこだわり方には呆れるのを通り越して感心してしまう。
数字に病的にこだわると本作のJ・キャリーになり、
学究的にこだわると『博士の愛した数式』の寺尾總さんになる。
狂人と学者もまた紙一重。

・映像派の職人監督J・シューマカーだけあって映像はカッコいい。
しかしSchumacherの呼び方って色々有りますなぁ。
シューマカー、シューマーカー、シュマッチャー、シューマッカー、シュマッカー。
自分としては一番最初に聞いたのがシュマッチャーなのでシュマッチャーがしっくりくるんだけど、最近はシュマッチャーはあまり使われないのが残念。





『ライセンス・トゥ・ウェディング』 “LICENSE TO WED” (2007・アメリカ) 1h31
ユナイテッド・シネマとしまえん シネマ6
監 : ケン・クワピス
出 : ロビン・ウィリアムズ、ジョン・クラシンスキー、マンディ・ムーア、ジョシュ・フリッター

・『ナンバー23』のJ・キャリーに負けず劣らずのダークサイドをお持ちのR・ウィリアムズのコテコテコメディ。
コテコテながらR・ウィリアムズのダークサイドもチラッと見れる。

・シリアス路線はコケ気味で、コメディはやや好調なR・ウィリアムズ。
たまにハシャギ過ぎて鬱陶しいときも有るけど、それはサービス精神が旺盛なればこそ。

・映画の方もサービス精神旺盛で、エンドロールの最後まで楽しめる。
ハッピーエンドはやや御都合主義ですが、そこはコメディですから。

・J・クラシンスキーって誰かに似てると思ったら、ココリコの田中さんに似てる。
そう思いだしたらココリコの田中さんにしか見えない。
そこで妄想。
本作のメンバーで田中さんが出ていた『みんなのいえ』のリメイクというのはどうだろう。
そもそも本作が『みんなのいえ』の結婚式版。という感じだし。
そうなるとR・ウィリアムズが田中邦衛さん。
唐沢寿明さんにハリウッド進出してもらって、R・ウィリアムズと渡り合ってもらう。

・ネガティブ・カッター・モー・ヘンリー。

・ここでの『エヴァ”序”』の上映はもう終わってしまったけど、フィギュア付きのコンボセットはまだ健在だったので、新宿ミラノ座で買えなかった初号機”覚醒”バージョン(1,150円)を買って映画を観る。
それにしてもポップコーン多過ぎ。半分以上余った。
普段滅多に食べないし、これからも食べる事はそうないと思うので、この日だけで一生分食べた感じ。





『フライボーイズ』 “FLYBOYS” (2006・アメリカ) 2h18
シアターN渋谷 シアター2
監 : トニー・ビル  製 : ディーン・デヴリン
出 : ジェームズ・フランコ、ジェニファー・デッカー、マーティン・ヘンダーソン、ジャン・レノ

・大江戸線で豊島園から青山一丁目まで。
青山一丁目から渋谷は近いのかと思ったら結構歩いた。

・戦争青春フライアクション映画。
ノー天気な戦争アクションモノではないのでスカッとしない。終始モヤッとしている。
ラストも変に律儀に史実のまま描いているのでモヤッとしたまま終了。

・飛行機の戦闘シーンの出来は素晴らしい。
ドイツ軍の黒いのとのタイマン勝負が2度有るが、戦闘の前に相手の品定めをしているのか、必ず間合いがある。
その間合いの静けさがカッコよかった。

・ディーン・デブリンはローランド・エメリッヒとのコンビは大分前に解消したんですね。
2000年の『パトリオット』が最後。
ローランド・エメリッヒ監督の新作『紀元前1万年』は、かなりのヘンテコ映画になってそうな予感がしてならない。



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