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エ~ガばっか 1995年1月 [エ~ガばっか 1995年]

1995年1月に観た映画。








『今そこにある危機』  新宿ピカデリー1
“CLEAR AND PRESENT DANGER” (1994・アメリカ) 2h11
監 : フィリップ・ノイス  出 : ハリソン・フォード、ウィレム・デフォー、アン・アーチャー、ヨアキム・デ・アルメイダ、ジェームズ・アール・ジョーンズ


H・フォード主演作の中でも一際H・フォード色の薄い作品。と言うか影が薄い。
映画は面白いです。政治的内容を含みながらきっちりとエンターテイメント作品に仕上げる所は、さすがハリウッド。


『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』  新宿ミラノ座 
“INTERVIEW WITH THE VAMPIRE” (1994・アメリカ) 2h06
監 : ニール・ジョーダン  原・脚 : アン・ライス  出 : ブラッド・ピット、トム・クルーズ、キルスティン・ダンスト、アントニオ・バンデラス、スティーブン・レイ、クリスチャン・スレイター


骨の太そうなT・クルーズが吸血鬼役に挑む。
吸血鬼役には骨の細い人の方が合ってると思うんですが。

肝付兼太さんとか。

“ドラキュラざますっ!” 
“フンガー” 
“話しがズレてるでがんす”

“ウルさぁ~いっ!” カ~イカイカイッ

悪ノリし過ぎました。失敬。




 

『コリーナ、コリーナ』  テアトル池袋
“CORRINA、CORRINA” (1994・アメリカ) 1h53
製・監・脚 : ジェシー・ネルソン  出 : ウーピー・ゴールドバーグ、ティナ・マジョリーノ、レイ・リオッタ

R・リオッタの数少ないフツーのオジサン役。歌も披露してます。

チャーミングなT・マジョリーノも現在22歳。
成長した姿は2004年の快作『バス男』で見れます。



『河童』  シネマサンシャイン2番館
(1994・日本) 1h58
監 : 石井竜也  出 : 陣内孝則、藤竜也、船越圭祐、原田龍二

当時としてはかなりハイレベルのSFX。
そのSFXを映画の中でいかに効果的に見せるかが監督の力量。
石井監督は初監督ながらにして充分の力量を持っている人だった。

SFXが進化したのがVFXだとばっかり思っていましたが、それぞれ別物らしいですね。
勉強になるなぁウィキペディア。





『34丁目の奇跡』  新宿武蔵野館
“MIRACLE ON 34th STREET” (1994・アメリカ) 1h50
監 : レス・メイフィールド  製・脚 : ジョン・ヒューズ  出 : リチャード・アッテンボロー、エリザベス・パーキンス、ディラン・マクダーモット、マーラ・ウィルソン、J・T・ウォルシュ

J・T・ウォルシュが亡くなって、2008年の2月27日でもう10年。
享年55歳。ご存命ならばオスカーの1個や2個獲っててもおかしくなかった。





『ジュニア』  渋東シネタワー1
“JUNIOR” (1994・アメリカ) 1h50
製・監 : アイヴァン・ライトマン  出 : アーノルド・シュワルツェネッガー、ダニー・デビート、エマ・トンプソン、パメラ・リード、フランク・ランジェラ


ハリウッド製コメディ。ドタバタは控えめ。
爆笑という感じではなくて、気が付くと顔がにやけているという感じ。
そういうコメディもイイもんです。





『ゴッドファーザー・サガ』  テレビ(テレビ東京、1994年12月30日放送)
“THE GODFATHER : THE COMPLETE NOVEL FOR TELEVISION” (1977・アメリカ) 7h30 日本語吹き替え
製・監・脚 : フランシス・フォード・コッポラ  出: マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・カーン、ジョン・カザール、ロバート・デュバル、ダイアン・キートン、タリア・シャイア

コッポラ自らが、アメリカNBCネットのテレビ放映用に編集し直したもの。
PART1、2がコルレオーネ一族の歩みに沿って構成されている。
1時間弱の劇場公開時未使用のシーンを追加。

民放の宿命CMがやたらと多かった。
ビデオに録ってから観たので早送りできたから良かったものの、それでもイラッとした。

有るなぁallcinema ONLINE。助かる。





『未来は今』  渋谷東急3
“THE HUDSUCKER PROXY” (1994・アメリカ) 1h51
監・脚 : ジョエル・コーエン 製・脚 : イーサン・コーエン  脚 : サム・ライミ  出 : ティム・ロビンス、ポール・ニューマン、ジェニファー・ジェイソン・リー、ブルース・キャンベル 

P・ニューマン引退しちゃったなぁ。残念。

『不機嫌な赤いバラ』

  渋谷シネパレス 
“GUARDING TESS” (1994・アメリカ) 1h35
監・脚 : ヒュー・ウィルソン  出 : ニコラス・ケイジ、シャーリー・マクレーン、オースティン・ベンドルトン、ジェームズ・レブホーン


なんでも来いのN・ケイジのヒューマンコメディ。
前半は我慢です。後半は良いです。





『クール・ランニング』  レーザーディスク
“COOL RUNNINGS” (1993・アメリカ) 1h38
監 : ジョン・タートルトーブ  出 : リオン、ダグ・E・ダグ、ロール・D・ルイス、マリク・ヨバ、ジョン・キャンディ

2回目。映画館で観て面白かった映画が、家でDVD等で観たらそんなに面白くなかった。
という現象が少なからずあります。

画面の大きさ、音響の違いなどの理由も有りますが、
その現象に対する自分なりの答えは、期待値の高さによるものと思われます。

この現象が起こるのは、低予算で好きな監督、俳優が出ていない時などに起こる可能性が高いようです。
その場合期待値は低くなりがちで、そこで映画が期待値以上に面白かったりすると、
大傑作、隠れた名作、思わぬ拾い物。という評価になり。

そして同じ映画を今度は期待値が高い状態でDVD等で観てみると、
“アレッ、そうでもない。”
という現象になる場合があります。

逆のパターンもあって、好きなジャンル、超大作、好きな監督、俳優が出ている場合などは、
期待値がMAXになってしまっている危険性が高く、その状態で満足できる映画というのはそうはありません。
その場合、期待はずれ、金返せコノヤロー、こちとら○○○じゃっ!、といった罵声が飛ぶ事になります。

しかし今度はその映画を期待値の低い状態で、テレビでやっていたのをたまたま観た時などに、
“アレッ、意外と面白い。”
という現象が起こる場合が時にあります。

ここで起こる問題として、例えば友人と観に行って、期待値を下回ったのでボロクソにけなしたものの、
後で観てみたら面白かった。
そんなときに友人との会話の中で、

“そういえばあの映画つまんなかったなぁ。なぁ。”
“んっ、んん~、ああ・・・。”
“何だよ、お前あの時ボロクソ言ってたじゃん。・・・ハッ!お前もしかして・・・”

また恋人との場合において、

“アッ!棚の後ろにDVD隠してる~、やだ~エッチなやつじゃないの~”
“おっ、お前、それは・・・”
“ハッ!こ、これはもしかして・・・”

などという気まずい空気が流れないとも限りません。
永遠の友情そして幸せな家庭を築くために、その現象の解決法として、

どの映画にも期待しない。

という方法もありますが、それではチト寂しいし、
観る前に期待に胸がワクワクするという事も映画を楽しむ上で大事な事です。

それに期待値MAXで観た映画が、その期待以上のものを見せてくれた時、
その時こそが“映画・イズ・ワンダフル!”。と心底思える至福の時ではないでしょうか。

そういう映画って本当に少ないものです。
自分の場合、期待値MAXで観てそれ以上に面白かったのというと『ターミネーター2』ぐらいです。

実際の所、残念ながら解決法はありません。
期待値MAXで挑み、破れ散り砕け散ってもそれでも至福の時を求め続ける。
それこそが映画を好きになってしまった人の悲しい性(さが)なのです。

この先どれぐらい砕け散れば『T2』以来の至福の時が訪れるんでしょうか。

以上、長文駄文で失礼しました。

追伸。この映画は2回目も面白かったです。


『フィアレス』  ビデオ
“FEARLESS” (1993・アメリカ) 2h02
監 : ピーター・ウィアー  出 : ジェフ・ブリッジス、イザベラ・ロッセリーニ、ロージー・ペレス、ジョン・タトゥーロ

この当時は人間ドラマを“退屈”の一言で片付けてしまう悪い癖があった。
この映画もその一言でバッサリと切って捨てていた。






『パラダイスの逃亡者』  試写会
“TRAPPED IN PARADISE” (1994・アメリカ) 1h51
製・監・脚 : ジョージ・ギャロ  出 : ニコラス・ケイジ、ジョン・ロヴィッツ、ダナ・カーヴィ、メッチェン・エイミック、ジョン・アシュトン

なんでも来いのN・ケイジ。1994年は『あなたに降る夢』『不機嫌な赤いバラ』そして本作と、ハートウォーミングコメディ3連発の年でした。

試写会はこの時が最後かもしれない。
会場の椅子が硬くてケツが痛かった。





『ザ・パッケージ/暴かれた陰謀』  ビデオ
“THE PACKAGE” (1989・アメリカ) 1h47
監・脚 : アンドリュー・デイヴィス  出 : ジーン・ハックマン、ジョアンナ・キャシディ、トミー・リー・ジョーンズ、ジョン・ハード、デニス・フランツ

G・ハックマンが『フレンチ・コネクション』ばりのカーアクションを見せる。
A・デイヴィス監督、これがやりたかっただけだったりして。





『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー』  ビデオ
“THIEF” (1981・アメリカ) 2h03
製揮・監・脚 : マイケル・マン  出 : ジェームズ・カーン、チューズデイ・ウェルド、ロバート・プロスキー、ジェームズ・ベルーシ

豪快な金庫破りが凄かった。
イーストウッド、ジェフ・ブリッジス出演の『サンダーボルト』以上の豪快さかも。





『平成狸合戦ぽんぽこ』  ビデオ
(1994・日本) 1h59
監・原・脚 : 高畑勲  企画 : 宮崎駿  声 : 野々村真、石田ゆり子、古今亭志ん朝、芦屋雁之助、林家こぶ平

パクさんと宮さんが、同じ作品で名前を並べるのは今の所これが最後。
長年の付き合いだと色んな事があるんですかねぇ





『ダーティハリー2』  レーザーディスク
“MAGNUM FORCE” (1973・アメリカ) 2h03
監 : テッド・ポスト  出 : クリント・イーストウッド、ハル・ホルブルック、フェルトン・ペリー

4回目ぐらい。シリーズの中で映像が一番かっこいいのが本作じゃないでしょうか。

銃声が“バキュゥーン、ズキュゥーン”の時代。余韻がイイ。



『チャイナ・ムーン』  ビデオ
“CHINA MOON” (1994・アメリカ) 1h39
監 : ジョン・ベイリー  出 : エド・ハリス、マデリン・ストウ、ベニチオ・デル・トロ、チャールズ・ダンス


劇場未公開。E・ハリスはカッコいいです。M・ストウは綺麗です。B・デル・トロは不気味です。





1995年1月に観た映画17本。
アメリカ映画15本、日本映画2本。
映画館8本、ビデオ5本、レーザーディスク2本、テレビ1本、試写会1本。


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