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3本 『君の涙ドナウに流れ』『ウェイトレス ~おいしい人生のつくり方』『ROBO☆ROCK 〈ロボ☆ロック〉』 [2007年12月に観た映画]

2007年12月に観た映画。






『君の涙ドナウに流れ ハンガリー1956』  シネカノン有楽町2丁目 シアター1
“CHILDREN OF GLORY” (2006・ハンガリー) 2h00
監 : クリスティナ・ゴダ  製 : アンドリュー・G・ヴァイナ  原・脚 : ジョー・エスターハス
出 : イヴァーン・フェニェー、カタ・ドボー、シャンドール・チャーニ

ハンガリー映画は初めて観る。
しかし、あまり東欧の映画という感じはしない。プロデューサーが『ランボー』を初めとして、ハリウッドでアクション大作を多く手掛けてきたA・G・ヴァイナ。
脚本が『氷の微笑』等でハリウッドで活躍しているJ・エスターハスというのが大きな理由。
両者ともハンガリー出身。

ハンガリーに対する予備知識ゼロで観たけど、話しを見失う事はなかった。

ハンガリーで1956年に起こった革命と紛争。
同じく1956年のメルボルン・オリンピックでの、ハンガリー水球チームの金メダル獲得までを重ね合わせて描いている。

映画として、その2つの出来事が効果的に描かれているのかは疑問だけど、
多くの命を犠牲にした人達が、我々が今いるのはその出来事、挫折と栄光が有ったからだ。
と、声高らかに謳われたら、現代の日本でノホホンと日々過ごしている自分なんかは黙ってその話を聞くしかない。

銀座に向かう丸の内線の車内で、映画評論家の渡辺祥子さんを発見。
また、本作を観終わった後、銀座をブラブラしていたら“ババア、コノヤロー”でお馴染みの毒蝮三太夫さんを発見。

                   

『ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた』  シャンテシネ3
"WAITRESS” (2006・アメリカ) 1h48
監・脚・出 : エイドリアン・シェリー
出 : ケリー・ラッセル、ネイサン・フィリオン、シェリル・ハインズ、ジェレミー・シスト、アンディ・グリフィス

本作の監督A・シェリーが既に亡くなっているという事は知っていたけど、
そのA・シェリーが主人公の同僚、メガネで青白肌の女性だとは知らなかった。

遺作である本作の最後に、A・シェリーの小っちゃい娘さんが出演している。
その最後のシーンで、映画の中ではK・ラッセルの同僚たちに“バイバ~イ”としているんだけど、
撮影現場では監督であり、お母さんであるA・シェリーに“バイバイ”をしているんだと思う。
それがフィルムに焼き付けられている。というのがなんとも泣ける。


会話劇とも言えるほど会話にこだわっていて、テンポ、間、リアクションどれも素晴しい。
言葉の選び方、使い方も多分こだわっていると思うが、残念ながら英語なのでその点は分らない。

主人公の中で何かが吹っ切れた時に、K・ラッセルの顔の表情だけを延々と追うシーンが面白かった。

………

『ROBO☆ROCK 〈ロボ☆ロック〉』  K’s cinema
(2007・日本) 1h32
監・原 : 須賀大観
出 : 塩谷瞬、中山祐一朗、遠藤憲一、本多章一、美波、うえだ峻、山本浩司、我修院達也

丸の内線にて銀座から新宿に移動。

ロボット見たさで観たが、ん~出番少ない。残念。
夢をあきらめないで的な青春モノでした。

出番少ないながらも、ロボット”ランドツェッペリン”はカッコよかった。
CGの出来も素晴しい。

巨大ロボットといえばロケットパンチ。”ツェッペリン”当然やります。
『惑星大怪獣ネガドン』に出てきたロボットも確かロケットパンチをやっていた気がする。

『~ネガドン』は、フルCGの怪獣映画。25分の短編ですが面白い。
  


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