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3本 『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』『テラビシアにかける橋』『魁!!男塾』 [2008年2月に観た映画]

2008年2月に観た映画。

『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』
『テラビシアにかける橋』
『魁!!男塾』

ネタバレ等も有ります。要注意。






『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』  新宿ジョイシネマ3
(2007・日本) 1h49
監 : 北村拓司
出 : 市原隼人、関めぐみ、浅利陽介、三浦春馬、板尾創路、野波麻帆

“運命”と文字通り戦う少女と、それを見守る少年。

少年の願いは、自分の半径5メートル以内の幸せ。
それでいいのかもしれない。「世界に平和を!」と声高らかに叫ぶよりも、まず自分が幸せにならないと。





『テラビシアにかける橋』  新宿ミラノ3
“BRIDGE TO TERABITHIA” (2007・アメリカ) 1h35
監 : ガボア・クスボ
出 : ジョシュ・ハッチャーソン、アンナソフィア・ロブ、ベイリー・マディソン、ロバート・パトリック、ズーイー・デシャネル

少年少女の清らかな空想の王国“テラビシア”。

ネタバレ予告を見ていたのである程度の事は分かってしまっていたけど、
まさかあんな展開だとは思わなかった。

ものすごく突き放した冷たい印象を受けた。人は誰しもいつかは死ぬもので、
死んだら「ハイ、それまでよ。」といった。

でも後になってそうではないという事に気づいた。
少年と少女が作り上げた“テラビシア”は少年の心の中には残っていて、
“テラビシア”に行けばいつでも少女とは逢える。

という風に理解したいんだけど、そうではないのかなぁと思えるのは、ラスト“テラビシア”に新王女を迎え入れるシーンで少女が現れない。
ラストで少女が現れて少年と再会する。とくれば、そういう事なのかと理解しやすい映画になったと思うんだけど。

アメリカの小学校の音楽の授業って楽しそう。
Z・デシャネルが先生であんな楽しそうな授業だったら、自分ももう少し音楽に興味を持てたのかもしれない。

妹役のコが可愛い。ベイリー・マディソン。正に妹。THE妹。

この映画のHPなどを見ると撮影中の子供達のスナップ写真が見れる。
その写真の様子で撮影中は楽しかったんだろうなぁ。というのがよく分かる。
「おぉ~、そうかいそうかい良かったのぉ~。」と気分は孫感覚。

R・パトリックが渋い俳優になってきた。
『ターミネーター2』のT‐1000の一発屋で終わるのかと思っていたが、その後もB級クズレする事無くメジャーな映画でチョコチョコと見かけてはいた。
未だT‐1000を超えていないのは確かですが、将来クリス・クーパーの様にオスカーゲットでブレイク。という可能性も無くはない。





『魁!!男塾』  シネマスクエアとうきゅう
(2007・日本) 1h50
監・脚・アクション監督・出 : 坂口拓
出 : 麿赤兒、照映、尾上寛之、山田親太朗、田中哲司、榊英雄、与座嘉秋、菅田俊


男汁まみれ。思っていた通りの映画だった。

上映開始時、男塾塾長江田島平八による映画開始の号令が聞けるのは映画館だけ。多分。
実際はその号令から本編まで15分ほど予告が有ったんですが。

アクション俳優の坂口拓さんが監督しているという事でアクションに期待。
さすがアクションはお手の物で安心して見れました。
残念なのは、“これっ!”といったアクションがなかった。全てが及第点。

この映画ではアクションよりも男汁を搾り出す事の方に重点を置いたのかもしれない。
その点では成功。

この映画でツボに入ったのが、関東豪学連総長、伊達臣人。の鎧兜。その異質さ。
まぁ何でもありの映画ですが、画面の中に一人だけ鎧兜の人物がいるシュールさはかなり面白い。

異質さと言えば、ウクレレガールつじあやのさんの出演。
その姿、その歌声、この映画においてはかなり異質です。

他に面白かったのが男塾一号生の中に明らかに40代と思われるオッサンが3、4人いた事。
それに気付いてしまうともうダメ。画面の中のオッサン探しに心を奪われてしまう。

「あっ!オッサン!」「こっちにもオッサン!」てな具合で。

2007年ありとあらゆる映画、ドラマに出まくった田中哲司さん。
『男塾』にも出ますか。
なんでも来い。のその姿勢、素晴しい。


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