エ~ガばっか 1995年8月 [エ~ガばっか 1995年]
1995年8月に観た映画。
『ウォーターワールド』 渋東シネタワー2
“WATERWORLD” (1995・アメリカ) 2h15
監 : ケヴィン・レイノルズ 製・出 : ケヴィン・コスナー 出 : デニス・ホッパー、ジーン・トリプルホーン、ティナ・マジョリーノ
物語はユニヴァーサルのロゴマークの地球から始まる。
パラマウントの山、20世紀フォックスの巨大建造物、MGMのライオン、コロンビアの女神、ドリームワークスの月と少年など、ハリウッドのメジャーでは自社のロゴマークを物語に取り入れることがしばしばあります。
そういう遊び心を見せられちゃうとハリウッド映画ってイイなぁと思う。
アクションシーンは質・量ともに申し分なし。
陸地がほとんどなくなった地球。という世界観も面白い。
なのに映画自体はそれほど・・・。
この映画にもK・コスナーの“ワイアット・アープの呪い”が・・・。
『レッド・ブロンクス』 シネセゾン渋谷
“紅蕃區 RUMBLE IN THE BRONX” (1995・香港) 1h45
監・スタント指導 : スタンリー・トン 出 : ジャッキー・チェン、アニタ・ムイ、トン・ピョウ、フランソワーズ・イップ
ジャッキー、本作で北米市場にて初ナンバー1ゲット。
その報道を聞いたとき「ジャッキー、おめでとう!」と、ひそかに祝福しました。
で、期待して観た映画ですが、その内容はいつものジャッキーでした。
いいんです、ジャッキーはそれで。
『EAST MEETS WEST』 渋谷松竹セントラル
(1995・日本) 2h04
監・脚 : 岡本喜八 出 : 真田広之、竹中直人、岸部一徳、スコット・バッチャッチャ、アンジェリック・ローム
渋谷松竹セントラルは現・渋谷ピカデリー。
渋谷ピカデリーは元々は現・シネマライズ2Fだったらしい。全然知らなかった。
一時期閉館して飲食店になって、その後シネマライズ2Fになったという事らしいです。
仲代達矢さんが勝麟太郎(勝海舟)役で出演。
江戸弁がたまらなく良かった。出番がワンシーンだけだったのが残念。
この映画は勝麟太郎、福沢諭吉、ジョン万次郎らが渡米した実話から発想された活劇。
という事を今になって知った。無知ですいません。
主題歌は杏里さん。場違い感は否めませんでした。
『ポカホンタス』 渋東シネタワー3
“POCAHONTAS” (1995・アメリカ) 1h21
監 : マイク・ガブリエル/エリック・ゴールドバーグ 声 : アイリーン・べダード、ジュディ・キューン、メル・ギブソン、リンダ・ハント
1時間21分を全速力で駆け抜けるディズニーアニメ。
物語のテンポが良過ぎるくらいに良いのが時としてマイナスになってしまう所も有りますが、
退屈する暇はありませんでした。
動物キャラが喋らない珍しいディズニーアニメ。
『フリー・ウィリー2』 新宿東急
“FREE WILLY 2 : THE ADVENTURE HOME” (1995・アメリカ) 1h39
監 : ドワイト・リトル 出 : ジェイソン・ジェイムズ・リクター、マイケル・マドセン、フランシス・キャプラ
思っていたよりかなり良い映画でした。前作より遥かに良いと思ったものの、
人それぞれ好みというものがありまして、残念ながら好みの映画ではなかった。
『アポロ13』 新宿ジョイシネマ1
“APOLLO13” (1995・アメリカ) 2h21
監 : ロン・ハワード 出 : トム・ハンクス、エド・ハリス、ゲイリー・シニーズ
本作で新規開店した新宿ジョイシネマ1。
2回目。前回観た時から1ヶ月しか経っていないけど、今回の方が面白かった。
映画の内容が理解できたからかもしれない。
映画の評価って1回観ただけでは難しい。
1回では内容が理解できない。という作品も有るし。
映評などの他の方の意見を聞いてから観直してみると、違った観方も出来たりする。
また外国映画の場合、気分を変えて吹き替えで観てみると面白かったりする事もある。
ただ同じ映画を2回観るのはよっぽどその映画に思い入れがないとかなり面倒臭い。
難しい所です。
『情婦』 ビデオ
“WITNESS FOR THE PROSECUTION” (1957・アメリカ) 1h57
監・脚 : ビリー・ワイルダー 原 : アガサ・クリスティ 出 : マレーネ・デートリッヒ、チャールズ・ロートン、タイロン・パワー
珍しく’50年代の映画を観ている。
“ミステリー映画の傑作”という評価を欲しいままにしている映画。という事で観たんだと思う。
が、どうも古典は苦手。
好きな法廷モノなので面白いと思える所も有ったものの、“傑作”という評価には結びつかず。
古典への苦手意識は現在までずっと続いています。
『独立愚連隊』 ビデオ
(1959・日本) 1h49
監・脚 : 岡本喜八 出 : 佐藤允、中谷一郎、鶴田浩二、三船敏郎
珍しく’50年代の日本映画を観ている。
「古典も観ないとなぁ~」という気分になる時がごく稀にあって、多分この時がその時。
邦画でも古典への苦手意識は変わらず。でもこの映画は面白かった。
面白かったんだから次に繋いでいけば良かったのに繋がない。
続編の『独立愚連隊西へ』とか岡本監督の他の作品とか。
そこが面倒臭がりの悪い所。
邦画の場合、苦手意識の上にセリフが聞き取りづらい。という障害が重なる事があります。
ですが、お茶の間でお馴染みの俳優さんの若かりし頃を見ることが出来る。というささやかな楽しみもあります。
この映画の場合、“和製チャールズ・ブロンソン”で検索すればプロレスラーの阿修羅・原さんか、この方が出てくる佐藤允(まこと)さん。
そしてテレビの『水戸黄門』の“風車の弥七”でお馴染みだった中谷一郎さん。
『マイ・フレンド・フォーエバー』 新宿ジョイシネマ2
“THE CURE” (1995・アメリカ) 1h40
監 : ピーター・ホルトン 出 : ブラッド・レンフロ、ジョゼフ・マゼロ、アナベラ・シオラ
今年の1月に亡くなったB・レンフロ。享年25歳。
2005年の『ジャケット』で久し振りに見て、それ以来のニュースが死亡記事というのはあまりにも寂しい。合掌。
泣ける映画。B・レンフロの役は友の死を見送る少年。という事で、今観るとまた違う意味で泣けるかも。
『今そこにある危機』 ビデオ
“CLEAR AND PRESENT DANGER” (1994・アメリカ) 2h11 -日本語吹き替え‐
監 : フィリップ・ノイス 出 : ハリソン・フォード、ウィレム・デフォー、ジェームズ・アール・ジョーンズ
2回目。H・フォードの吹き替えは最近では磯部努さんか村井国夫さんに固定されつつあります。どちらも甲乙つけがたい。
『スターウォーズ』のテレビ初放映時、松崎“コブラ”しげるさんが吹き替えをした。という珍現象もあったみたいです。
ハン・ソロ⇒コブラ⇒松崎さん。「よしっ、イケルッ!」と、思ったかどうかは謎。
『恋人たちの予感』 ビデオ
“WHEN HARRY MET SALLY...” (1989・アメリカ) 1h36
製・監 : ロブ・ライナー 脚 : ノーラ・エフロン 出 : ビリー・クリスタル、メグ・ライアン、キャリー・フィッシャー、ブルーノ・カーヴィ
珍しく恋愛映画を観ている。
ラブコメ寄りなのかなぁと思って手を出したんだと思う。
『シー・オブ・ラブ』 テレビ(前日深夜、テレビ朝日にて放送を録画)
“SEA OF LOVE” (1989・アメリカ) 1h53 -日本語吹き替え‐
監 : ハロルド・ベッカー 出 : アル・パチーノ、エレン・バーキン、ジョン・グッドマン、マイケル・ルーカー
3回目。エロチック・スリラーという事のみで語られる事が多い映画。確かにエロい。
でもチョット変わった刑事モノとして観てみると面白い。
その点で大いに貢献しているのが相棒役のJ・グッドマン。
冒頭メチャメチャチョイ役でサミュエル・L・ジャクソンが出ている。
『無能の人』 ビデオ
(1991・日本) 1h47
監・出 : 竹中直人 原 : つげ義春 出 : 風吹ジュン、三東康太郎、神戸浩
竹中直人さんの息子役の三東康太郎クンが素晴しい。
後の竹中さんの監督作品『119』『さよならCOLOR』にも出ているらしい。
初監督作で共演した子役をその後も自作に登場させるのってなんかイイなぁ。
と思うものの、その2作観ているのに三東クンが出ていた事に全く気付かなかった記憶力の無さには自分でも呆れるしかありません。
1995年8月に観た映画13本。
アメリカ映画9本、日本映画3本、香港映画1本。
映画館7本、ビデオ5本、テレビ1本。
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