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『茄子 スーツケースの渡り鳥』 [2008年3月に観た映画]

2008年3月に観た映画。(正確には映画ではありませんが。)

『茄子 スーツケースの渡り鳥』

ネタバレやら邪推やら駄知識などあります。

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『茄子 スーツケースの渡り鳥』  DVD(レンタル)
(2007・日本) 0h54
監・脚・キャラクターデザイン : 高坂希太郎
声 : 大泉洋、山寺宏一、大塚明夫、坂本真綾、芝井伶太

[映画]2003年に劇場公開された『茄子 アンダルシアの夏』の続編。
今回は劇場公開されずオリジナルビデオアニメとして発表。
ですがアニメーションとしてのクオリティは前作とほとんど変わってませんでした。
絵がよく動きます。よく動くアニメは観ていて気持ちがイイです。
リアルな動きばかりでなくアニメならではのオーバーアクションもかつての宮崎アニメを観ている様で楽しい。

高坂監督は数々のジブリ宮崎アニメで作画監督をされた方なので、ジブリファンの方には絵柄も見覚えが有ってとっつきやすいかと思われます。

[映画]お話しは世にも珍しい自転車アニメ。何故珍しいか?
それは自転車描くのが面倒臭いから誰も作る気にならない。
というのはあくまで邪推ですが、にしてもよっぽどの自転車好きじゃないとここまで出来ません。

前作は自転車レース有り、ヒューマンドラマ有りという感じだったけど、
今回はほぼ自転車レース、と言うか自転車そのものに特化したお話しになっています。
自転車に獲り憑かれた人たちが、何故に苦しい思いをしてまでレースを続けるのか疑問に感じ、そして引き際を模索します。
でも最後は、やっぱり自転車面白ぇ~!やめらんねぇ~!という自転車好きの熱い想いが伝わってきます。
高坂監督を始めスタッフの方々、やっぱり相当の自転車好きが集まってます。
中には「面倒臭ぇなぁ」と思っていた方もいた事でしょうが。というのも邪推です。

[映画]大泉洋さん、半分声優と言っていいぐらい上手い。話題性だけで使われるタレントさんたちとはちょっとレベルが違う感じです。

大泉さんとブラックジャックの声でもお馴染みの大塚明夫さんの接点は何でしょう?
と、少々マニアックな質問を問われたならば、正解は『ゲゲゲの鬼太郎』の“ねずみ男”。

大泉さんは2007年の実写版『ゲゲゲの鬼太郎』でねずみ男を演じており、
大塚明夫さんのお父上はアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男の初代声優、大塚周夫さん。
因みに『チキチキマシン猛レース』のブラック魔王でもお馴染みの大ベテランであられます。

まぁそれを知った所でどこで披露していいのか分からない駄知識ではありますが、
そこは「知識は荷物になりません。あなたを守る懐刀。」という事で。
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