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燃えよ!ピンポン [2008年3月に観た映画]

『燃えよ!ピンポン』  
“BALLS OF FURY” (2007・アメリカ) 1h30
監督・脚本 : ロバート・ベン・ガラント
出演 : ダン・フォグラー、クリストファー・ウォーケン、ジョージ・ロペス、マギーQ、ジェームズ・ホン、ジェイソン・スコット・リー、ロバート・パトリック
新宿武蔵野館1

[映画]おバカなピンポンコメディ。

[映画]おバカはおバカなんですが、もうひとつ突き抜けきれない惜しいコメディでした。
何故突き抜けきれなかったのか?
おバカなコメディ映画を自分なりに真面目に考えてみました。

D・フォグラーは初めて見ます。面白いんですが作品同様もうひとつ突き抜けきれていない。
そのポッチャリ体型からジャック・ブラックを連想し、ジャック・ブラックの様な爆裂っぷりを期待します。しかしジャック・ブラックが見せる狂気にも似た爆裂破壊衝動は、この人には本質的に無いのかもしれない。
時折ハジける姿も見せますが、基本的にツッコミキャラ。自分から笑いを取りにいくタイプではなくて、おかしな状況やおかしな人の行動に巻き込まれてそれにツッコミを入れて笑いを取るタイプの様な気がする。
この映画においておかしな状況というのは完璧。ただ、おかしな人たち。という点においてそれを演じている俳優さんが本職のコメディアンではない所が突き抜けきれなかった原因かも。
オスカー俳優のC・ウォーケンがあのような役をやるのは確かに笑えます。が、出オチ感は否めません。それ故に次第に笑いのテンションが落ちてしまう。
FBI捜査官、ピンポンのお師さん、ピンポンの対戦相手にしてもボケとしてはやや弱い。ボケが弱いためにD・フォグラーのツッコミの良さが活かしきれていない様に感じ、それが映画自体にも影響したのではないだろうか?

等と、どーでもいい事を書いてきて、ある本質的なことに気付いてしまいました。
英語が分かればもっと笑えるのかもしれない。
特にコメディにおいて言葉は重要。言葉遣い、言葉のチョイス、イントネーションなど。それらが理解できたらもっと笑えるのかもしれません。

英語は自分の数多くある弱点の内のひとつ。
アメリカ映画を長年観続けたからといって、おいそれと英語が身につくものではありません。
それならばいっちょ英語を勉強したるか。と、これっぽちも思わない向上心のかけらの無さも、自分の数多くある弱点の内の一つ。

[映画]ジェイソン・スコット・リーをチョ~~~~久し振りに見た!
調べてみたら『ソルジャー』(1998年)以来。
『リロ&スティッチ』(2002年)で声の出演をしていますが、生身を見るのはほぼ10年振り。
あまりに久し振りすぎて初めは、この人は本当にJ・S・リーなんだろうか?と、疑ってしまいました。
『ドラゴン/ブルース・リー物語』(1993年)でブルース・リーを演じたJ・S・リーが、ブルース・リーの映画からアイデアを得ているこの映画に出るのは当然と言えば当然です。

しかし、今でもJ・S・リーを見ると『ドラゴン/ブルース・リー物語』の音楽(と、言うより『フォレスト・ガンプ/一期一会』の予告で流れる音楽と言った方が有名かも。『トゥルーマン・ショー』の予告でも流れていたような気がする。)そのワンフレーズが頭の中に流れます。
♪チャ~ラ、ラ~ラ、ラ~ラ、ラ~ラ、チャ~ラ、ラ~ラ、ラララ~
このつたない表現でどれぐらい伝わるかは甚だ疑問ではありますが。

[映画]公開初日なので観終わってエレベーター前まで行くと雑誌「ぴあ」の出口調査の皆さんがお出迎え。
久し振りに協力して『ダイ・ハード4.0』のポストカードを戴きました。
ダイ・ハード4.0.jpg
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