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《エイリアン2》 新宿バルト9 スクリーン3 [2008年3月に観た映画]

『エイリアン2』
“ALIENS” (1986・アメリカ) 2h17
監督・脚本 : ジェームズ・キャメロン
出演 : シガーニー・ウィーヴァー、マイケル・ビーン、キャリー・ヘン、ランス・ヘンリクセン、ポール・ライザー、ビル・パクストン

[exclamation]ネタバレ及び、当方好きな映画ですので過剰に褒めちぎっているかもしれません。
話半分ぐらいで丁度いい感じかも。

[カチンコ]「劇団☆新感線気まぐれセレクションリレー」という事で、劇団☆新感線の方々の思い出の作品を4週間にわたって1週間ずつレイトショー上映。
最終週の『エイリアン2』は、いのうえひでのりさんのセレクション。
因みに他の方々が選んだのは、古田新太さん『アトランタ・ブギ』、高田聖子さん『女はみんな生きている』、中島かずきさん『柳生一族の陰謀』といった映画が上映されました。

[カチンコ]『エイリアン2』は映画館で観た事が無いので上映される事を知って、これは是非観に行かねば。と、思ったのですが、「終電間に合うのか?」という問題が。
調べたらどうやらギリギリ間に合いそう。もし間に合わなかったらマン喫お泊りも覚悟で観に行きました。

上映開始。
「おおっ!フィルムが傷だらけ!」「で、何やら音もイマイチだ!」
そして止めは「ウワァッ!字幕が横付き!」
古いフィルムでの上映でした。
しかし『エイリアン2』好きはそんな事ではへこたれません。やっぱり面白かった。
フィルムの傷も最初だけで後は気にならなかったし、音響もイマイチと言ってもそこは映画館。家庭では体験できない大音響ですので迫力充分。字幕が横に付いているのも今となってはほとんど見られないので、レアモノ感があってそれはそれで良かった。

[カチンコ]この映画はもう何回も観ています。『エイリアンVS.プレデター』(2004年)公開時にも観直したので、それほど久し振りというわけでもありません。
しかし今回観て改めて思ったのは、J・キャメロン監督はやっぱり天才だった。
監督3作目とはいえ、メジャーな映画は初めて。で、この完成度。
キャメロン、あんたスゲェよ。

SFアクションホラーというくくりがぴったりな作品ですが、意外とアクションは少なくて静かなシーンが多い。
けれど静かなシーンでも緊張感が途絶える事はありません。何か来る、何か起こる。という演出で観ている者の心を離さず、そしていざエイリアンが現れた時のアクション。
キャメロン、あんたメチャクチャスゲェよ。
アクションが単発では終わりません。一つのアクションが次のアクションを生み出し、また更に大きなアクションを生み出す。この畳み掛け方が天才的。
少ないアクションシーンでこれだけの効果を上げたからこそ、この映画がSFアクションホラーの傑作と認識されているのでしょう。

そしてラストのマザー・エイリアンV.S.リプリー(オン・ザ・パワーローダー)。
このガチンコ勝負をCG無しで見せ切ってしまうキャメロンの豪腕演出。
もう褒め称える言葉が見つかりません。
並みの監督さんが撮っていたら恐らくグダグダになっていたと思います。

[ダッシュ(走り出すさま)]初の映画館鑑賞での『エイリアン2』。充分に堪能させていただきましたのでエンドロールも最後まで観たかったのですが、そんな悠長な事は言ってられません。終電が。本編終了後ダッシュ。
結果、何て事はないかなり余裕を持って終電一本前で帰れました。
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