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少林少女をみました [2008年5月に観た映画]


アニメ『ドラえもん《口笛》』30cmぬいぐるみM

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[カチンコ]少林寺拳法の教えは世界を救う。

[カチンコ]日本映画に何故辛口の見方をしてしまうのでしょうか?
外国映画ではその国の人の気質・考え方、生活習慣、言葉の意味などの分からない所を頭の中の想像で補う。という部分が多く有ると思います。
それが少しヘンだなと思っても外国での事だからと、観たものをそのまま素直に受け止められる部分も有ります。

しかし日本映画ではその様にはいきません。同じ日本人ですので、画面で起こる事がそのままダイレクトに伝わる事となり、少しでもヘンだと思ったらそれをずっと引きずる事になります。
そのために物語を作る上での土台(人物像や世界観)には説得力が重要になってくると思います。
それが例え荒唐無稽なお話であったとしても。
もしくは荒唐無稽なお話しを納得させてしまう力強さや勢いが大事だと思います。
土台がしっかりしていないと、その上に作られるお話しは非常に脆いものになってしまう。
本広監督はその土台がしっかりと作れる監督だと思っていましたが、この映画ではそれが出来なかったように思えました。

『少林サッカー』と『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』のラクロス版。
それぞれ大ヒット映画をくっつけて、『踊る大捜査線』の本広監督が撮るとなれば、フジテレビとすればウハウハなお手軽映画だったのかなぁ。
本広監督はそれに今イチ乗り切れなかったのかなぁ。
『UDON』を作らせてもらったお礼なのかなぁ。
と、くだらない邪推ばかりしてしまいます。

[カチンコ]ナイナイの岡村さんは、『岸和田少年愚連隊』からずっと期待の俳優さんなのですが、その魅力は『岸和田』以降は存分に発揮しきれていない所に歯痒さを感じていました。
しかしこの映画での岡村さんは良かった。魅力全開とまではいきませんが、アクションも出来るコメディアンとしての魅力の一部は見れた気がしました。
岡村さんの中だけではスピンオフ作品『少林ちっちゃいおっさん』の構想が有るようです。是非観たいです。

[カチンコ]『ビー・バップ』の仲村トオルさん、『湘爆』のミエロシ羊介さんの対決シーンはある意味夢の様でした。

『少林少女』  シネマサンシャイン1番館
(2008・日本) 1h47
監督 : 本広克行
出演 : 柴咲コウ、江口洋介、仲村トオル、岡村隆史、キティ・チャン、ティン・カイマン、ラム・ジーチョン
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