休暇をみました [2008年6月に観た映画]
『休暇』
(2007・日本) 1h55
監督 : 門井肇
出演 : 小林薫、西島秀俊、大塚寧々、宇都秀星、大杉蓮、柏原収史、菅田俊、利重剛
法治国家の法の下で行われる死刑。お偉いさんが「死刑っ!」と判子を押すと後は一つの作業として事務的に行われるわけですが、執行するのもされるのも人間ですから心情として事務的にとはいかないはずです。
そこで人は何を思うのか?映画の中でこれといった答えの様なものは描かれてはおらず、観た人がその何かを感じ取らなければならない作品のように思います。
映画の中で死刑囚がどの様な事をして死刑判決を受けたのかは詳しく描かれていないのは、死刑囚寄りの見方に持っていこうとしているからなのかなぁとも思いますが、死刑囚は死刑の判決を受けるほどの事をしたわけですから、それが詳しく描かれていれば別の見方になるかもしれません。
どの地点に立ってどの目線で見るかで答えは変わってくる。
ものすごく難しいテーマを扱った映画だと思いました。
死刑囚を演じた西島秀俊さんが良かった。
何かが欠落している人間なのですが、その欠落振りが絶妙でした。
(2007・日本) 1h55
監督 : 門井肇
出演 : 小林薫、西島秀俊、大塚寧々、宇都秀星、大杉蓮、柏原収史、菅田俊、利重剛
法治国家の法の下で行われる死刑。お偉いさんが「死刑っ!」と判子を押すと後は一つの作業として事務的に行われるわけですが、執行するのもされるのも人間ですから心情として事務的にとはいかないはずです。
そこで人は何を思うのか?映画の中でこれといった答えの様なものは描かれてはおらず、観た人がその何かを感じ取らなければならない作品のように思います。
映画の中で死刑囚がどの様な事をして死刑判決を受けたのかは詳しく描かれていないのは、死刑囚寄りの見方に持っていこうとしているからなのかなぁとも思いますが、死刑囚は死刑の判決を受けるほどの事をしたわけですから、それが詳しく描かれていれば別の見方になるかもしれません。
どの地点に立ってどの目線で見るかで答えは変わってくる。
ものすごく難しいテーマを扱った映画だと思いました。
死刑囚を演じた西島秀俊さんが良かった。
何かが欠落している人間なのですが、その欠落振りが絶妙でした。
2008-07-02 21:30
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