SSブログ

アウェイ・フロム・ハー 君を想うをみました [2008年6月に観た映画]

『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』
“AWAY FROM HER” (2006・カナダ) 1h50
監督・脚本 : サラ・ポーリー
出演 : ジュリー・クリスティ、ゴードン・ビンセント、オリンピア・デュカキス、マイケル・マーフィ

[exclamation]ネタバレしています。

[カチンコ]長年連れ添った夫婦。奥様がアルツハイマーとなってしまい次第に旦那様の事や思い出を忘れていってしまいます。
そこで旦那様はある決意をします。お互いがお互いで別々の幸せを見つけるべきなのではと。
それは奥様を見捨てるという事ではなく、奥様を愛しているからこそのある意味純愛な決断でした。
奥様が幸せになるための最大限のサポートをし、自分も別の道を進もうとしますが、そこで奇跡が起こります。
と言ってその奇跡が単純なハッピーエンドにならない所がこの映画の凄い所だと思います。

長年の夫婦生活は決して順風満帆なものでは有りませんでしたが、いくつかの危機を乗り越えて夫婦は寄り添って生きてきました。
しかし奥様の病気により離れ離れになる事を余儀なくされ、旦那様がそれぞれ別の道を歩もうと決断し、既に別の幸せを見つけてその一歩を踏み出そうとしたその時、奇跡によりグイッと元の夫婦の生活に引き戻される。
純愛モノと思わせておいてそのグイッで複雑な人間ドラマにしてみせる。
S・ポリーのあの華奢な体から想像できないような豪腕演出。
女の人ってスゲェ(怖い)なぁと、作品ともども震え上がらされました。

などと書きましたが映画の終盤、睡魔に襲われて所々記憶が有りません。なのであやふやな記憶と、そうだったんじゃないかなぁという憶測で書いてしまいました。

[カチンコ]自分から離れようとした旦那を再び自分の元にグイッと引き寄せる奥様を演じたJ・クリスティ。その凄みというかなんと言うか、オスカーノミネートも納得でした。
アウェイ・フロム・ハー.jpg
奥様と旦那様。二人の表情の違いが何かを物語っています。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0