SSブログ

エ~ガばっか 1996年3月 [エ~ガばっか 1996年]

1996年3月に観た映画。
_______________________________________________________________________________

『ニクソン』  新宿ミラノ座
“NIXON” (1995・アメリカ) 3h11
製作・監督・脚本 : オリヴァー・ストーン
出演 : アンソニー・ホプキンス、ジョアン・アレン、ジェームズ・ウッズ、エド・ハリス、ボブ・ホスキンス、J・T・ウォルシュ、デヴィッド・ペイマー

[カチンコ]予備知識ゼロで観たら完全に見失いました。

この頃のO・ストーン監督作品でよく見られたモノクロのイメージカットのフラッシュバック。略してMIFB。それがそこいら中で見られます。
3時間超の映画の中でそこいら中で見られた日にゃあ次第に嫌気がしてきます。トータルするとMIFBの方がE・ハリスの登場時間よりも長いかも。
_________________________________________________________________________________

『カットスロート・アイランド』  渋谷エルミタージュ
“CUTTHROAT ISLAND” (1995・アメリカ) 2h04
製作・監督 : レニー・ハーリン
出演 : ジーナ・デイヴィス、マシュー・モディン、フランク・ランジェラ、スタン・ショウ、レックス・リン

[カチンコ]始まって5分ぐらい経ってからの途中入場。
映画を観る際、最初から観たい派と途中から観ても全然構わない派に分かれると思いますが、自分は是非最初から観たい派。
途中から観ても一向に構わない派の方は、映画館での鑑賞においては各回入れ替え制が幅広く導入されてから次の回で観ていない部分を観て、頭の中で映画を完結させる高等テクニックを披露する機会が激減した事と思います。
この時は、本作がアメリカでの興行がコケたという事もあって、「ま、いっか」で途中から入場しましたが、観始めてから後悔。その後に用事があったためにその5分を未だに観ていません。
__________________________________________________________________________________

『トゥルーナイト』  渋谷ジョイシネマ
“FIRST KNIGHT” (1995・アメリカ) 2h13
製作・監督 : ジェリー・ザッカー
出演 : リチャード・ギア、ショーン・コネリー、ジュリア・オーモンド、ベン・クロス

[カチンコ]最近では2004年に『キング・アーサー』として映画化されたアーサー王と円卓の騎士の物語。
他にも色々と映画化されているようですが、観たと記憶しているのはこの映画と『キング・アーサー』の2本だけ。
しかし、どちらも決定打に欠けると言うかなんと言うか。なのでアーサー王のイメージが薄らぼんやりとしたまま現在に至っています。
__________________________________________________________________________________

『デッドヒート』  新宿オデヲン座
“霹靂火” (1995・香港) 1h37
監督・脚本 : ゴードン・チャン
出演 : ジャッキーチェン、アニタ・ユン、トースティン・ニッケル、マイケル・ウォン、澤田謙也、加山雄三

[カチンコ]ジャッキーのアクションシーンを見て、いつもはボーッとしながら「ジャッキー凄えなぁ」と単純に思っていましたが、この映画でハタと気づきました。
編集が上手いのだと。
完成度の高いアクションと必要な絵を撮っている。という事が前提としてもちろん有ります。

そのアクションを見せるリズミカルなテンポ。
バッ!バッ!バッ!!ドスッ!ドスッ!ドスッ!!(注*手わざ及び足わざの応酬のつもり。セイン・カミュさんがこの擬音の物真似が上手い。)
そのリズムが見ていて気持ちがいい。ジャッキーのカンフー映画を観慣れていてその刷り込みが有るからかもしれませんが。
そして、誰と誰がどこにいて、ジャッキーのアクションシーンには欠かせない小道具がどこに有るのかを手に取るように分からせてくれる親切な編集。
この映画にこんなシーンが有ったかどうか思い出せませんが、思い浮かぶ一例として。

敵の蹴りを受け、がに股(ジャッキーと言えばがに股。これ重要です。)で後ずさりするジャッキー。
と、後ろに長い木の棒が立てかけてあります。
木の棒をチラッと見て、敵をキッと睨みつけて木の棒を手に取りジャッキーの反撃開始。
(これが竹だったりすると、闘っている最中に竹の先端が割れて戦闘力が20%ぐらいアップする事になります。)
なんていう一連のシーンを何の疑問を持たせることなく見せてくれる。

これをハリウッドの売れっ子、米蹴る・米監督が同じシチュエーションで撮ったら。
誰かが誰かに何かをして誰かが吹っ飛んだ。
でもって、誰かが何かを持って誰かに襲い掛かった。
という自分にとってはさっぱり意味不明のアクションシーンになってしまうわけです。分かる人には分かるのでしょうけど。
アクションシーンに関して、ましてその編集となりますと米蹴る・米監督のあずかり知らぬ所となるのを承知で槍玉に挙げさせていただきます。

つまりは「ジャッキー最高!」という事が言いたいだけです。ゴメンナサイ米蹴る・米監督。
__________________________________________________________________________________

『デンジャラス・マインド 卒業の日まで』  新宿武蔵野館
“DANGEROUS MINDS” (1995・アメリカ) 1h37
監督 : ジョン・N・スミス
出演 : ミシェル・ファイファー、ウェイド・ドミンゲス、レナリー・サンティアゴ、ブルックリン・ハリス、ジョージ・ズンザ

[カチンコ]M・ファイファーが新米教師を演じる荒くれ学園モノ。
TVドラマのパイロット版のような感じで続きが気になる終わり方でした。

アンディ・ガルシアがM・ファイファーの恋人役で出ていたのですが、敢え無く全てカットされたらしいです。
___________________________________________________________________________________

『12人の優しい日本人』  ビデオ
(1991・日本) 1h56
監督 : 中原俊  脚本 : 三谷幸喜と東京サンシャインボーイズ
出演 : 塩見三省、相島一之、上田耕一、二瓶鮫一、中村まり子、大河内浩、梶原善、山下容莉枝、村松克己、林美智子、豊川悦司、加藤善博

[カチンコ]2回目。傑作『十二人の怒れる男』(1957)の、舞台を日本に置き換えたらどんな事になってしまうのか?を描いたこちらも傑作コメディ。
オリジナルの東京サンシャインボーイズ版の舞台も観てみたかった。
2005年にキャストを一新して公演されたのはDVDで観ました。

『12人の優しい日本人』と言えばこれ。
(お徳用ボックス) ジンジャーエール 350ml缶×24本

(お徳用ボックス) ジンジャーエール 350ml缶×24本

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品


_________________________________________________________________________________

『ベイブ』  新宿ピカデリー1
“BABE” (1995・オーストラリア) 1h32
監督・脚本 : クリス・ヌーナン  製作・脚本 : ジョージ・ミラー
声の出演 : クリスティン・カバノー、ミリアム・マーゴリーズ、ダニー・マン、ヒューゴ・ウィービング
出演 : ジェームズ・クロムウェル、マグダ・ズバンスキー

[カチンコ]食用豚から牧羊豚への一発逆転ファンタジー。一発逆転が気持ちいい。
おとぎ話系ファンタジーでありながらのオスカーノミネート作品。そう滅多にある事ではないですが、おとぎ話でありつつもシビアな一面も持つ所が高評価だったのかも。
__________________________________________________________________________________

『ブロークン・アロー』  渋東シネタワー2
“BROKEN ARROW” (1996・アメリカ) 1h48
監督 : ジョン・ウー
出演 : クリスチャン・スレイター、ジョン・トラボルタ、サマンサ・マシス、ボブ・ガントン、デルロイ・リンドー

[カチンコ]観ている間は楽しめたと思うのですが、これ以降全く観た事が無いので内容をほぼ忘れています。観直すには丁度いい時期かもしれません。
印象としては’90年代お気楽ハードアクションだった気がします。

[カチンコ]アクション映画でこの人が出ていると映画がグッと締まる、スキンヘッドと口髭がトレードマークのデルロイ・リンドー。非アクション映画では『サイダーハウス・ルール』(1999)のトンデモ親父が印象深い。
てっきりアメリカの人かと思ったら、イギリスの方らしいです。
__________________________________________________________________________________

『花嫁のパパ2』  渋谷東急
“FATHER OF THE BRIDE PARTⅡ” (1995・アメリカ) 1h46
監督・脚本 : チャールズ・シャイヤー  製作・脚本 : ナンシー・マイヤーズ
出演 : スティーヴ・マーティン、ダイアン・キートン、キンバリー・ウィリアムズ、マーティン・ショート、キーラン・カルキン

[カチンコ]C・シャイヤーとN・マイヤーズ、1980年代から主にアメリカらしいコメディ映画をコンビで作っていましたが、『マリー・アントワネットの首飾り』(2001)以降は別々に映画製作をしているみたいです。
この映画もアメリカらしいコメディ。
__________________________________________________________________________________

『岸和田少年愚連隊』  松竹セントラル3
(1996・日本) 1h46
監督 : 井筒和幸
出演 : 矢部浩之、岡村隆史、大河内奈々子、秋野暢子、小林稔侍

[カチンコ]本作以降、千原兄弟やココリコ主演でシリーズ化されましたが、本作のイメージがあまりにも強いので観ませんでした。
と言うか、岡村さんです。岡村さんが出ないのなら観なくてもいいか。と。

本作がデビューの大河内奈々子さん。激ヤセ以前で可愛かった。
__________________________________________________________________________________

『モータル・コンバット』  日比谷映画劇場
“MORTAL KOMBAT” (1995・アメリカ) 1h41
監督 : ポール・アンダーソン
出演 : ロビン・ショウ、リンデン・アシュビー、ブリジット・ウィルソン、クリストファー・ランバート、ケリー・ヒロユキ・タガワ

[カチンコ]現在はポール・トーマス・アンダーソン監督と区別するためにポール・W・S・アンダーソンと表記されるようになったポール・アンダーソン監督のハリウッドデビュー作。

アイキャッチ(『一休さん』でいう所の「あわてないあわてない、一休み一休み」)的に軽快なリズムに合わせて『モータル・コンバット』(バリバリの日本人耳には「もぉたっ・こんばぁーっ」と聴こえる。)と叫びます。それが好きでした。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0