GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0をみました [2008年7月に観た映画]
『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』
(2008・日本) 1h25
監督 : 押井守
声の出演 : 田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、大木民夫、仲野裕、榊原良子
シネマスクエアとうきゅうでの上映だと思っていたら、ミラノ1での上映になっているとの事だったので観に行きました。
1995年の『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』のフルリニューアル版。という事で、一応直前にDVDでオリジナル版を観直してからリニューアル版を観ました。
いきなりビックリなのは少佐が○○に。この先どーなるんだ?と思ったら○○になったのはこのシーンと海でのダイビングシーンだけでした。
リニューアル版にはワーナーも関わっているみたいなので、これは押井監督ハリウッド進出の布石か?と妄想が働いてしまいました。
もっとビックリしたのは私事なのですが、自分の記憶力の無さ。ついさっきオリジナル版を観たのに覚えていない箇所多数。
覚えている所で気付いた所は、冒頭の『マトリックス』的(本当は『マトリックス』が『攻殻機動隊』的なのですが)雰囲気の排除。
ヘリのCG化。
後、細かい所ではトグサの銃(マテバ)の銃声が、オリジナルでは「パンッ」という軽い感じだったのが、リニューアル版では「ドンッ」という重い感じになっていました。
「ドンッ」の方が実際に銃声として正しいのかもしれませんが、「パンッ」の方がトグサが他の隊員と少し違う感じが出ていてなんか好きだったんですけど。
リニューアル版で最大の変更点は、人形使いの声が家弓家正さんから榊原良子さんへの変更。
男性から女性に代わったことで、バトーの寝盗られ感がやや薄まった気がしました。
実際寝盗られたわけではないですが、家弓さんのあの粘着質系のおじ様ボイスですと良からぬ妄想が沸いてきてしまいます。
もう1人オリジナル版では清掃員役だった千葉繁さんもリニューアル版には出ていませんでした。
押井作品と言えば千葉繁さん。の印象が強いので、お二人の間に何が有ったんだろう?と、こちらでも別の妄想が働いてしまいます。
今回観た作品全体の印象としては、物語を極限にまで削ぎ落としている。という感じがしました。
必要最低限というより必要と思われる所も語られない。
なので分からない所が多々有ります。それなのに面白いのは何故なんでしょう。
それは観る度に何かしらの発見が有り、何回か観ているうちに内容が少しずつ分かってくる面白さなのかも。
後日、続編の『イノセンス』をDVDで観ました。この流れでいけば、何かしら掴めるかも。と、甘く考えていましたが、『イノセンス』はそんなに甘くなかった。
押井節全開の前に翻弄されまくり。何か自分にはとても遠い作品のように思えます。
『イノセンス』を観て、『2.0』は『イノセンス』に近づけるためのリニューアルのように思えました。
色合いやCGの使い方を『イノセンス』に合わせた様な感じがします。
それとトグサのマテバの銃声。『イノセンス』では最初から「ドンッ」でした。
(2008・日本) 1h25
監督 : 押井守
声の出演 : 田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、大木民夫、仲野裕、榊原良子
シネマスクエアとうきゅうでの上映だと思っていたら、ミラノ1での上映になっているとの事だったので観に行きました。
1995年の『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』のフルリニューアル版。という事で、一応直前にDVDでオリジナル版を観直してからリニューアル版を観ました。
いきなりビックリなのは少佐が○○に。この先どーなるんだ?と思ったら○○になったのはこのシーンと海でのダイビングシーンだけでした。
リニューアル版にはワーナーも関わっているみたいなので、これは押井監督ハリウッド進出の布石か?と妄想が働いてしまいました。
もっとビックリしたのは私事なのですが、自分の記憶力の無さ。ついさっきオリジナル版を観たのに覚えていない箇所多数。
覚えている所で気付いた所は、冒頭の『マトリックス』的(本当は『マトリックス』が『攻殻機動隊』的なのですが)雰囲気の排除。
ヘリのCG化。
後、細かい所ではトグサの銃(マテバ)の銃声が、オリジナルでは「パンッ」という軽い感じだったのが、リニューアル版では「ドンッ」という重い感じになっていました。
「ドンッ」の方が実際に銃声として正しいのかもしれませんが、「パンッ」の方がトグサが他の隊員と少し違う感じが出ていてなんか好きだったんですけど。
リニューアル版で最大の変更点は、人形使いの声が家弓家正さんから榊原良子さんへの変更。
男性から女性に代わったことで、バトーの寝盗られ感がやや薄まった気がしました。
実際寝盗られたわけではないですが、家弓さんのあの粘着質系のおじ様ボイスですと良からぬ妄想が沸いてきてしまいます。
もう1人オリジナル版では清掃員役だった千葉繁さんもリニューアル版には出ていませんでした。
押井作品と言えば千葉繁さん。の印象が強いので、お二人の間に何が有ったんだろう?と、こちらでも別の妄想が働いてしまいます。
今回観た作品全体の印象としては、物語を極限にまで削ぎ落としている。という感じがしました。
必要最低限というより必要と思われる所も語られない。
なので分からない所が多々有ります。それなのに面白いのは何故なんでしょう。
それは観る度に何かしらの発見が有り、何回か観ているうちに内容が少しずつ分かってくる面白さなのかも。
後日、続編の『イノセンス』をDVDで観ました。この流れでいけば、何かしら掴めるかも。と、甘く考えていましたが、『イノセンス』はそんなに甘くなかった。
押井節全開の前に翻弄されまくり。何か自分にはとても遠い作品のように思えます。
『イノセンス』を観て、『2.0』は『イノセンス』に近づけるためのリニューアルのように思えました。
色合いやCGの使い方を『イノセンス』に合わせた様な感じがします。
それとトグサのマテバの銃声。『イノセンス』では最初から「ドンッ」でした。
2008-07-17 05:54
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