カンフー・パンダ [2008年8月に観た映画]
『カンフー・パンダ』
“KUNG FU PANDA” (2007・アメリカ) 1h32
監督 : マーク・オズボーン、ジョン・スティーヴンソン
声の出演 : ジャック・ブラック、ダスティン・ホフマン、イアン・マクシェーン、アンジェリーナ・ジョリー、ジャッキー・チェン、ルーシー・リュー、マイケル・クラーク・ダンカン
ネタをバラしております。
アニマルプラネットinチャイナで巻き起こるカンフー・ウォー。
その中で巻き起こるあなたの夢をあきらめないで的なドタバタコメディを楽しんで観れました。
のですが、コメディの裏に隠された現代的なテーマが実に興味深い。
捨て子であった弟子タイ・ランを我が子の様に愛したシーフー老師。
己の持つカンフーの全てを弟子に教え込みます。
しかしその弟子の心にはモンスターが潜んでいました。
老師の教えをマスターした時に爆発するモンスターの欲望。
その欲望が叶えられないと知ったとき、村を恐怖と暴力の地獄へと陥れます。
愛する弟子がモンスターと化した時何を為すべきなのか?
そのモンスターは何によって誘発されてしまったのか?弟子に初めから備わっていたものなのか?それともカンフーを身につけたことによるものなのか?
老師の心中察するに相当の葛藤が有った事と思われます。
我が子がモンスターとなってしまう事件が多発する現代社会においてこの問題は相当に深くて重い。
でもまぁコメディなので勧善懲悪で終わるのですが。
多分続編が作られると思うので、そのとき弟子の復活が有るんじゃないかと予測します。
弟子がどうなったのか詳しく描かれていないところが怪しい。木っ端微塵になったのかもしれませんが、そんな事はいくらでもうやむやに出来ます。映画なんだから。
その際は弟子とは違う更に凶悪な敵が現れて主人公達が窮地に立たされた時、改心した弟子が現れる。といったジャンプ黄金期的な展開になり、そこで老師と弟子の葛藤に終止符が打たれるのでは。と、睨んでいます。
エンドロールにおいて背景のイラストで後日談が描かれていますが、その中に泣かせるエピソードが有りました。
タイ・ランがモンスターとなったことで笑顔を失くしたシーフー老師。
もう1人の弟子マスター・タイガーもそのことに心を痛めていました。
しかし、とりあえず万事解決した事によって老師に笑顔が戻ります。
老師を笑わせているのが劇中ニヒルキャラだったマスター・タイガーというのがなんとも心温まるエピソードでした。
CGの出来が素晴しかった。特にキャラクターの目の演技が細かい所。
瞬きや視線の微妙な動かし方、目の見開きや狭め方などが実に繊細で、そこらへんはCGアニメならではだなぁと思いました。
セルアニメでも出来ない事はないし、実際やっているアニメもあるのでしょうが、ここまで細かくやるとなると相当手間が掛かるかと思われます。
初新宿ピカデリーでの鑑賞。
「シネコンはロビー以外は概ね一緒」という個人的映画格言どおりのシネコンでした。
各スクリーンがワンフロアーではなくて数フロアーに分かれている作りはバルト9に似ている感じ。
座席指定の際に空席状況が分かるのは助かります(これもバルト9と一緒)。恐らく最新のコンプーターによるものなのですが、渋谷東急の手書きも結構好きです。
新宿ピカデリーが他のシネコンと一線を画す所は、超高級プライベートルーム有りな所ですが、恐らく一生縁がない。
“KUNG FU PANDA” (2007・アメリカ) 1h32
監督 : マーク・オズボーン、ジョン・スティーヴンソン
声の出演 : ジャック・ブラック、ダスティン・ホフマン、イアン・マクシェーン、アンジェリーナ・ジョリー、ジャッキー・チェン、ルーシー・リュー、マイケル・クラーク・ダンカン
ネタをバラしております。
アニマルプラネットinチャイナで巻き起こるカンフー・ウォー。
その中で巻き起こるあなたの夢をあきらめないで的なドタバタコメディを楽しんで観れました。
のですが、コメディの裏に隠された現代的なテーマが実に興味深い。
捨て子であった弟子タイ・ランを我が子の様に愛したシーフー老師。
己の持つカンフーの全てを弟子に教え込みます。
しかしその弟子の心にはモンスターが潜んでいました。
老師の教えをマスターした時に爆発するモンスターの欲望。
その欲望が叶えられないと知ったとき、村を恐怖と暴力の地獄へと陥れます。
愛する弟子がモンスターと化した時何を為すべきなのか?
そのモンスターは何によって誘発されてしまったのか?弟子に初めから備わっていたものなのか?それともカンフーを身につけたことによるものなのか?
老師の心中察するに相当の葛藤が有った事と思われます。
我が子がモンスターとなってしまう事件が多発する現代社会においてこの問題は相当に深くて重い。
でもまぁコメディなので勧善懲悪で終わるのですが。
多分続編が作られると思うので、そのとき弟子の復活が有るんじゃないかと予測します。
弟子がどうなったのか詳しく描かれていないところが怪しい。木っ端微塵になったのかもしれませんが、そんな事はいくらでもうやむやに出来ます。映画なんだから。
その際は弟子とは違う更に凶悪な敵が現れて主人公達が窮地に立たされた時、改心した弟子が現れる。といったジャンプ黄金期的な展開になり、そこで老師と弟子の葛藤に終止符が打たれるのでは。と、睨んでいます。
エンドロールにおいて背景のイラストで後日談が描かれていますが、その中に泣かせるエピソードが有りました。
タイ・ランがモンスターとなったことで笑顔を失くしたシーフー老師。
もう1人の弟子マスター・タイガーもそのことに心を痛めていました。
しかし、とりあえず万事解決した事によって老師に笑顔が戻ります。
老師を笑わせているのが劇中ニヒルキャラだったマスター・タイガーというのがなんとも心温まるエピソードでした。
CGの出来が素晴しかった。特にキャラクターの目の演技が細かい所。
瞬きや視線の微妙な動かし方、目の見開きや狭め方などが実に繊細で、そこらへんはCGアニメならではだなぁと思いました。
セルアニメでも出来ない事はないし、実際やっているアニメもあるのでしょうが、ここまで細かくやるとなると相当手間が掛かるかと思われます。
初新宿ピカデリーでの鑑賞。
「シネコンはロビー以外は概ね一緒」という個人的映画格言どおりのシネコンでした。
各スクリーンがワンフロアーではなくて数フロアーに分かれている作りはバルト9に似ている感じ。
座席指定の際に空席状況が分かるのは助かります(これもバルト9と一緒)。恐らく最新のコンプーターによるものなのですが、渋谷東急の手書きも結構好きです。
新宿ピカデリーが他のシネコンと一線を画す所は、超高級プライベートルーム有りな所ですが、恐らく一生縁がない。
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