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おくりびと [2008年10月に観た映画]

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『おくりびと』
(2008・日本) 2h10
監督 : 滝田洋二郎
出演 : 本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、吉行和子、笹野高史、杉本哲太、峰岸徹



ネタバレ有り。




先日お亡くなりになられた峰岸徹さん(合掌)。
本作にあんな形での御出演とは思ってもみませんでした。
それが偶然なのか、予期なされていて意図的に出演を決められたのかは分かりませんが、現実の前では作り物である映画は軽く吹っ飛んでしまうものなんだなぁ。と思わずにいられませんでした。





予告を見た時からどうしても気になる事があります。
それは主人公の妻が主人公が納棺師という仕事に就いていると知った時、理解を求める主人公が妻の体に触れた瞬間、妻の口から出た言葉。

「汚らわしいっ!」

生まれてこのかた現実の生活、人との会話においてこの言葉を聞いた事がありません。
というか夫婦はもとより人に向けて発してはいけない言葉だと思います。
それが例え冗談だったとしても冗談で終わらない可能性も有ります。
今の世の中では刃傷沙汰になってしまうかもしれません。

それを無意識の内に口にしてしまう主人公の妻とは一体どんな人物なのでしょう?

もっとひどいのはそれに関しての詫びの言葉が一切無い事。
そのいざこざが有ってしばらく夫婦は別居いたしますが、数ヶ月が経ち。
「あなたの子供がお腹の中にいるのよ~ン。だから責任とってね~ン。」
と、妻は笑顔で主人公の元に戻ります。
まあこの時はまだ納棺師という仕事に理解をしていないので詫びの言葉が無いのは仕方ありません。
しかし、この後ある出来事があり妻は理解を示しますが、詫びの言葉は妻の口からは出てきません。

「汚らわしいっ!」と罵ったのにも関わらず。

妻のお嬢様キャラを強調させたくてあの言葉を言わせたのでしょうか?
「汚らわしいっ!」にはそれを軽く飛び越えてお姫様、もっと飛び越えて女王様キャラにさせてしまうインパクトが有ると思います。
妻が女王様キャラだったのなら詫びの言葉が無いのも少しは納得できますが。

あくまで想像ですが、SさんとMさんが繰り広げる桃色ワンダーランドにおいては「汚らわしい」なんて言葉は軽く頻繁に使われるのかもしれません。
例:「お前はなんて汚らわしい男なんだいっ!」「汚らわしい男めっ!そこにお座りっ!」など。(あくまで想像です)
という事はこの夫婦は夜な夜な・・・

などと涙、涙の感動作にも関わらず桃色な妄想をしてしまうことをお赦し下さい。
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