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ルパン三世 カリオストロの城 [2008年11月に観た映画]

Castle of Cagliostro (Dub)

Rupan sansei: Kariosutoro no shiro




『ルパン三世 カリオストロの城』
(1979・日本) 1h40
監督・脚本 : 宮崎駿
声の出演 : 山田康雄、小林清志、増山江威子、井上真樹夫、納谷悟郎、島本須美、石田太郎、宮内幸平、永井一郎



2週間ぶりのぴあを見たら、上映スケジュールのページに『ルパン三世 カリオストロの城』の文字を発見。
なんだなんだとよく見てみると、ユナイテッド・シネマとしまえんにて「傑作アニメセレクションVol.2」なる特集上映の内の1本として11月22日~28日まで上映との事。

『カリオストロ』は今まで2回映画館で観ていますが、映画館で上映するのであれば出来る限り観たい。しかも今回は個人的には初のシネコン鑑賞が出来る事になります。ので観ました。

結果良かったです。やっぱりシネコンはスクリーンがデカイ。
しかし残念ながらフィルムの状態がよろしくありませんでした。
久し振りに昔のアニメ名物の“毛”が見れました。それも3ヶ所ほどで。

(“毛”とは、撮影の際にどこからともなくフワァ~と現れセル画などの間に忍び込み、奴がこの世に存在した証しをアニメーション作品の中に刻み込むニクいあんちくしょうの事です。
その存在のほとんどが「“インモー”かいかいそにしてもらさず」の様に思えるのは気のせいなのかもしれません。)

次有るとしたらブルーレイも出る事ですし、高画質・高音質で新宿ミラノ1かテアトルタイムズスクエアの特大スクリーンで観たい。



早や人生の半分以上、元号が昭和から平成に変わり世紀も跨いで『カリオストロ』好きとして生きてきましたが、今回個人的世紀の大発見が有りました。
多分それは超有名なことで、今まで知らなかった事自体が『カリオストロ』好きと名乗るのはいかがなものかと思われる事です。

それは本作の時代設定が1968年という事。詳しくは9月10日前後。

ルパン三世 カリオストロの城   スタジオジブリ絵コンテ全集第II期
これにも「1968」としっかりと書かれてありました。




今までずっと時代設定は上映当時のリアルタイム1979年だと思っていましたが、1968年と分かった事で、本作のルパンが緑ジャケットの理由が分かりました。(1979年はテレビで赤いジャケットのルパンを放送中。)

また、ルパンがクラリスと初めて出会う時にルパンが一匹狼であったという事、次元や五ェ門と出会う前であったという事が本作の最大の疑問でありました。
1979年の設定だとクラリスと出会うのが多分その10年ぐらい前ですから1970年前後。その頃だとルパン一家はもう出来ていたのでは?とずっと思っていました。
でも1968年の設定と分かった事で、出会いは1960年以前。それならルパン一家が出来ていないのも納得できます。
それが分かっただけでも今回は大変有意義な『カリオストロ』でありました。
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ヂュヌヴィエーヴ・F・ビヂョンド

hashさん、niceありがとうございました。
by ヂュヌヴィエーヴ・F・ビヂョンド (2008-11-27 03:25) 

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