エ~ガばっか 1996年9月 [エ~ガばっか 1996年]
1996年9月に観た映画。
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『黒い罠<完全版>』 銀座文化劇場
“TOUCH OF EVIL” (1958・アメリカ) 1h48
監督・脚本・出演 : オーソン・ウェルズ
出演 : チャールトン・ヘストン、ジャネット・リー
1993年に<完全版>としてリバイバル公開されました。
その時は観なかったのですが、映画評論家の江戸木純さんがベタ誉めしていたのを覚えていて、この時は1週間だけ上映されたのでどんなもんかと観に行きました。
冒頭の長回しがスゴイ。との事なので長回し好きの自分としてはほとんどそれだけが目当てでした。
冒頭以外にもチョコチョコと長回しがあってその点では嬉しかった。
チャールトン・ヘストンがメキシコ人を演じていますが、やや無理めな感じでした。
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『ドラゴンハート』 新宿武蔵野館
“DRAGONHEART” (1996・アメリカ) 1h43
監督 : ロブ・コーエン
出演 : デニス・クエイド、デヴィッド・シューリス、ピート・ポスルスウェイト、ディナ・メイヤー、ジュリー・クリスティ
声の出演 : ショーン・コネリー
ドラゴンが出る『ロビンフッド』という感じ。デニス・クエイドがカッコよかった。
ピート・ポスルスウェイトとエマ・トンプソンって似てるかも。と思い始めたのがこの頃。
今では親子とまではいかなくても何かしら血縁関係が有るんじゃなかろうか?と睨んでいます。
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『ノートルダムの鐘』 新宿文化シネマ1
“THE HUNCHBACK OF NOTRE DAME” (1996・アメリカ) 1h30
監督 : ゲイリー・トルースデール/カーク・ワイズ
声の出演 : トム・ハルス、デミ・ムーア、ケヴィン・クライン
出せば当たるディズニーアニメ輝かしき時代。
アニメーション技術、音楽が素晴しかった。
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『ジキル&ハイド』 渋谷東急3
“MARY REILLY” (1996・アメリカ) 1h48
監督 : スティーヴン・フリアーズ
出演 : ジュリア・ロバーツ、ジョン・マルコヴィッチ、グレン・クローズ、マイケル・ガンボン
古典の『ジキル博士とハイド氏』をジキル博士に仕えるメイドの視点から描いた映画。
アメリカでは大コケ。なので心配しながら観ましたがそんなに悪くありませんでした。
ただ、ジキル博士とハイド氏の謎が物語の大きな鍵となりますが、その誰もが知っているような超有名な謎、もはや謎と呼べない謎を今更ながら謎として描いているのはキビシイものがありました。
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『ビューティフル・ガールズ』 新宿ジョイシネマ1
“BEAUTIFUL GIRLS” (1995・アメリカ) 1h53
監督 : テッド・デミ
出演 : ティモシー・ハットン、マット・ディロン、ナタリー・ポートマン、ミラ・ソルヴィノ、ローレン・ホリー、ユマ・サーマン
ティモシー・ハットンはいい役者さんだと思いますが、何故今イチパッとしないのか?
そこらへんの事をこの際真剣に考えてみてもいいのではないでしょうか。
かなり大きなお世話だけど。
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『ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合』 日比谷映画劇場
“THE NUTTY PROFESSOR” (1996・アメリカ) 1h36
監督・脚本 : トム・シャドヤック
出演 : エディ・マーフィ、ジェイダ・ピンケット、ジェームズ・コバーン
『トロピック・サンダー』でネタにされていた映画。
『トロピック・サンダー』ではお下品な所(だけ)が強調されていました。まぁ確かにお上品な映画ではないですが、お下品でも何でも笑わせたモン勝ちのエディ・マーフィーのコメディアンスピリットが素晴しい。
ベン・スティラーもそこは十分に分かっていてパロディにしていたのだと思います。
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『十二人の怒れる男』 シネ・ラ・セット
“12 ANGRY MEN” (1957・アメリカ) 1h35
監督 : シドニー・ルメット 製作・出演 : ヘンリー・フォンダ
出演 : リー・J・コッブ、ジョン・フィドラー、ジャック・ウォーデン、ロバート・ウェッバー
法廷劇、密室劇、群像劇、会話劇。全てを兼ね備えた面白さ。
シネ・ラ・セットは2004年に閉館。JR有楽町駅のすぐ近くにありました。
有楽町駅から行くと、角に立ち喰いそばが有って、その隣が小さなゲーセンで、その2階がシネ・ラ・セットでした。多分。
若干違うかも。
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『ザ・ロック』 渋東シネタワー2
“THE ROCK” (1996・アメリカ) 2h15
監督 : マイケル・ベイ 製作総指揮・出演 : ショーン・コネリー
出演 : ニコラス・ケイジ、エド・ハリス、マイケル・ビーン、クレア・フォーラニ
“ザ・ロック”と呼ばれるアルカトラズ島を舞台にしたアクション大作。
アルカトラズと言えばそれ即ち『アルカトラズからの脱出』(1979)になるわけです。自分としては。(『告発』も良かったですが)
『ザ・ロック』の中で刑務所の独房が映るシーン、イーストウッドたちが脱出したあの通気孔がちゃんと有ったのが感激でした。
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『ティン・カップ』 渋谷パンテオン
“TIN CUP” (1996・アメリカ) 2h15
監督・脚本 : ロン・シェルトン
出演 : ケヴィン・コスナー、レネ・ルッソ、ドン・ジョンソン、チーチ・マリン
大甘なお話しですがそれだけにお気楽に観れました。長めの映画ですが長さもあまり気になりませんでした。
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『パンチライン』 テレビ(TBS)
“PUNCHLINE” (1988・アメリカ) 2h07
監督・脚本 : デヴィッド・セルツァー
出演 : トム・ハンクス、サリー・フィールド、ジョン・グッドマン
スタンダップコメディアンたちのお話しですので、そのトークや芸がふんだんに見られます。
ただ悲しいかな英語なので意味が分からない所もあります。
これを機に英語を勉強・・・という気はさらさら無く吹き替えで観たい映画です。この時は深夜の放送だったので吹き替えではありませんでした。
トム・ハンクスの声はやはり山寺宏一さんにお願いしたい。
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『判決前夜 ビフォア・アンド・アフター』 シネマスクエアとうきゅう
“BEFORE AND AFTER” (1995・アメリカ) 1h47
製作・監督 : バーベット・シュローダー
出演 : メリル・ストリープ、リーアム・ニーソン、エドワード・ファーロング、アルフレッド・モリナ
息子(まだ声変わり前のエドワード・ファーロング)が殺人の疑いをかけられた。その時取った両親の行動は。
パターン的によく有るのは両親が息子の無実を信じ、疑いを晴らすために奔走する姿をサスペンスフルに描く。といった所でしょうか。
自分もそれを期待していたのですが、前半はそのような感じなものの後半になるとちょっとお堅い感じになります。
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『宇宙貨物船レムナント6』 シネマカリテ1
(1996・日本) 0h45
監督・脚本 : 万田邦敏
出演 : 山下哲夫、大和武士、田村翔子、並木史朗
押井守さんが総合監修されている本格SFという事で期待して観ました。
45分じゃ短くないだろうか?と心配しましたが、そんな事は全く無く45分でも長く感じる作品でした。
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『リービング・ラスベガス』 新宿ビレッジ2
“LEAVING LAS VEGAS” (1995・アメリカ) 1h52
監督・脚本・音楽 : マイク・フィギス
出演 : ニコラス・ケイジ、エリザベス・シュー、ジュリアン・サンズ
本作でニコラス・ケイジがアカデミー主演男優賞を受賞。という事のみで観ましたが、自分には全く救いの無い話しのように感じられて苦手な映画でした。
大人の切ないラブストーリーとして巷の評価は高いようです。
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『ケロッグ博士』 ユーロスペース2
“THE ROAD TO WELLVILLE” (1994・アメリカ) 2h00
製作・監督・脚本 : アラン・パーカー
出演 : アンソニー・ホプキンス、マシュー・ブロデリック、ブリジット・フォンダ、ジョン・キューザック、ダナ・カーヴィ、ララ・フリン・ボイル
コーンフレークを発明したケロッグ博士。レクター博士ほどではないにしても相当な変わり者だったらしく、映画の中でも変わったエピソードが色々とあって面白かった。
旧ユーロスペースは多分この時が初めて。現在は妖しげな雰囲気が漂う場所に有ります。
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『クエスト』 新宿ジョイシネマ2
“THE QUEST” (1996・アメリカ) 1h34
監督・出演 : ジャン・=クロード・ヴァン・ダム
出演 : ロジャー・ムーア、ジャネット・ガン、ジェームズ・レマー
JCVD(日本ビクター株式会社に非ず)初監督作。
JCVDお得意のはずの格闘技映画ですが、その格闘技がてんで盛り上がらないのはいかがなものでしょうか。
JCVDこれ以降監督業には手を出していません。これで懲りちゃったんだろうか?
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『黒い罠<完全版>』 銀座文化劇場
“TOUCH OF EVIL” (1958・アメリカ) 1h48
監督・脚本・出演 : オーソン・ウェルズ
出演 : チャールトン・ヘストン、ジャネット・リー
1993年に<完全版>としてリバイバル公開されました。
その時は観なかったのですが、映画評論家の江戸木純さんがベタ誉めしていたのを覚えていて、この時は1週間だけ上映されたのでどんなもんかと観に行きました。
冒頭の長回しがスゴイ。との事なので長回し好きの自分としてはほとんどそれだけが目当てでした。
冒頭以外にもチョコチョコと長回しがあってその点では嬉しかった。
チャールトン・ヘストンがメキシコ人を演じていますが、やや無理めな感じでした。
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『ドラゴンハート』 新宿武蔵野館
“DRAGONHEART” (1996・アメリカ) 1h43
監督 : ロブ・コーエン
出演 : デニス・クエイド、デヴィッド・シューリス、ピート・ポスルスウェイト、ディナ・メイヤー、ジュリー・クリスティ
声の出演 : ショーン・コネリー
ドラゴンが出る『ロビンフッド』という感じ。デニス・クエイドがカッコよかった。
ピート・ポスルスウェイトとエマ・トンプソンって似てるかも。と思い始めたのがこの頃。
今では親子とまではいかなくても何かしら血縁関係が有るんじゃなかろうか?と睨んでいます。
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『ノートルダムの鐘』 新宿文化シネマ1
“THE HUNCHBACK OF NOTRE DAME” (1996・アメリカ) 1h30
監督 : ゲイリー・トルースデール/カーク・ワイズ
声の出演 : トム・ハルス、デミ・ムーア、ケヴィン・クライン
出せば当たるディズニーアニメ輝かしき時代。
アニメーション技術、音楽が素晴しかった。
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『ジキル&ハイド』 渋谷東急3
“MARY REILLY” (1996・アメリカ) 1h48
監督 : スティーヴン・フリアーズ
出演 : ジュリア・ロバーツ、ジョン・マルコヴィッチ、グレン・クローズ、マイケル・ガンボン
古典の『ジキル博士とハイド氏』をジキル博士に仕えるメイドの視点から描いた映画。
アメリカでは大コケ。なので心配しながら観ましたがそんなに悪くありませんでした。
ただ、ジキル博士とハイド氏の謎が物語の大きな鍵となりますが、その誰もが知っているような超有名な謎、もはや謎と呼べない謎を今更ながら謎として描いているのはキビシイものがありました。
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『ビューティフル・ガールズ』 新宿ジョイシネマ1
“BEAUTIFUL GIRLS” (1995・アメリカ) 1h53
監督 : テッド・デミ
出演 : ティモシー・ハットン、マット・ディロン、ナタリー・ポートマン、ミラ・ソルヴィノ、ローレン・ホリー、ユマ・サーマン
ティモシー・ハットンはいい役者さんだと思いますが、何故今イチパッとしないのか?
そこらへんの事をこの際真剣に考えてみてもいいのではないでしょうか。
かなり大きなお世話だけど。
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『ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合』 日比谷映画劇場
“THE NUTTY PROFESSOR” (1996・アメリカ) 1h36
監督・脚本 : トム・シャドヤック
出演 : エディ・マーフィ、ジェイダ・ピンケット、ジェームズ・コバーン
『トロピック・サンダー』でネタにされていた映画。
『トロピック・サンダー』ではお下品な所(だけ)が強調されていました。まぁ確かにお上品な映画ではないですが、お下品でも何でも笑わせたモン勝ちのエディ・マーフィーのコメディアンスピリットが素晴しい。
ベン・スティラーもそこは十分に分かっていてパロディにしていたのだと思います。
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『十二人の怒れる男』 シネ・ラ・セット
“12 ANGRY MEN” (1957・アメリカ) 1h35
監督 : シドニー・ルメット 製作・出演 : ヘンリー・フォンダ
出演 : リー・J・コッブ、ジョン・フィドラー、ジャック・ウォーデン、ロバート・ウェッバー
法廷劇、密室劇、群像劇、会話劇。全てを兼ね備えた面白さ。
シネ・ラ・セットは2004年に閉館。JR有楽町駅のすぐ近くにありました。
有楽町駅から行くと、角に立ち喰いそばが有って、その隣が小さなゲーセンで、その2階がシネ・ラ・セットでした。多分。
若干違うかも。
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『ザ・ロック』 渋東シネタワー2
“THE ROCK” (1996・アメリカ) 2h15
監督 : マイケル・ベイ 製作総指揮・出演 : ショーン・コネリー
出演 : ニコラス・ケイジ、エド・ハリス、マイケル・ビーン、クレア・フォーラニ
“ザ・ロック”と呼ばれるアルカトラズ島を舞台にしたアクション大作。
アルカトラズと言えばそれ即ち『アルカトラズからの脱出』(1979)になるわけです。自分としては。(『告発』も良かったですが)
『ザ・ロック』の中で刑務所の独房が映るシーン、イーストウッドたちが脱出したあの通気孔がちゃんと有ったのが感激でした。
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『ティン・カップ』 渋谷パンテオン
“TIN CUP” (1996・アメリカ) 2h15
監督・脚本 : ロン・シェルトン
出演 : ケヴィン・コスナー、レネ・ルッソ、ドン・ジョンソン、チーチ・マリン
大甘なお話しですがそれだけにお気楽に観れました。長めの映画ですが長さもあまり気になりませんでした。
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『パンチライン』 テレビ(TBS)
“PUNCHLINE” (1988・アメリカ) 2h07
監督・脚本 : デヴィッド・セルツァー
出演 : トム・ハンクス、サリー・フィールド、ジョン・グッドマン
スタンダップコメディアンたちのお話しですので、そのトークや芸がふんだんに見られます。
ただ悲しいかな英語なので意味が分からない所もあります。
これを機に英語を勉強・・・という気はさらさら無く吹き替えで観たい映画です。この時は深夜の放送だったので吹き替えではありませんでした。
トム・ハンクスの声はやはり山寺宏一さんにお願いしたい。
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『判決前夜 ビフォア・アンド・アフター』 シネマスクエアとうきゅう
“BEFORE AND AFTER” (1995・アメリカ) 1h47
製作・監督 : バーベット・シュローダー
出演 : メリル・ストリープ、リーアム・ニーソン、エドワード・ファーロング、アルフレッド・モリナ
息子(まだ声変わり前のエドワード・ファーロング)が殺人の疑いをかけられた。その時取った両親の行動は。
パターン的によく有るのは両親が息子の無実を信じ、疑いを晴らすために奔走する姿をサスペンスフルに描く。といった所でしょうか。
自分もそれを期待していたのですが、前半はそのような感じなものの後半になるとちょっとお堅い感じになります。
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『宇宙貨物船レムナント6』 シネマカリテ1
(1996・日本) 0h45
監督・脚本 : 万田邦敏
出演 : 山下哲夫、大和武士、田村翔子、並木史朗
押井守さんが総合監修されている本格SFという事で期待して観ました。
45分じゃ短くないだろうか?と心配しましたが、そんな事は全く無く45分でも長く感じる作品でした。
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『リービング・ラスベガス』 新宿ビレッジ2
“LEAVING LAS VEGAS” (1995・アメリカ) 1h52
監督・脚本・音楽 : マイク・フィギス
出演 : ニコラス・ケイジ、エリザベス・シュー、ジュリアン・サンズ
本作でニコラス・ケイジがアカデミー主演男優賞を受賞。という事のみで観ましたが、自分には全く救いの無い話しのように感じられて苦手な映画でした。
大人の切ないラブストーリーとして巷の評価は高いようです。
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『ケロッグ博士』 ユーロスペース2
“THE ROAD TO WELLVILLE” (1994・アメリカ) 2h00
製作・監督・脚本 : アラン・パーカー
出演 : アンソニー・ホプキンス、マシュー・ブロデリック、ブリジット・フォンダ、ジョン・キューザック、ダナ・カーヴィ、ララ・フリン・ボイル
コーンフレークを発明したケロッグ博士。レクター博士ほどではないにしても相当な変わり者だったらしく、映画の中でも変わったエピソードが色々とあって面白かった。
旧ユーロスペースは多分この時が初めて。現在は妖しげな雰囲気が漂う場所に有ります。
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『クエスト』 新宿ジョイシネマ2
“THE QUEST” (1996・アメリカ) 1h34
監督・出演 : ジャン・=クロード・ヴァン・ダム
出演 : ロジャー・ムーア、ジャネット・ガン、ジェームズ・レマー
JCVD(日本ビクター株式会社に非ず)初監督作。
JCVDお得意のはずの格闘技映画ですが、その格闘技がてんで盛り上がらないのはいかがなものでしょうか。
JCVDこれ以降監督業には手を出していません。これで懲りちゃったんだろうか?
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