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デス・レース [2008年12月に観た映画]


Death Race




『デス・レース』
“DEATH RACE” (2008・アメリカ) 1h45
製作・監督・原案・脚本 : ポール・W・S・アンダーソン
出演 : ジェイソン・ステイサム、ジョーン・アレン、イアン・マクシェーン、ナタリー・マルティネス、タイリース・ギブソン、フレデリック・コーラー



ネタバレあり。




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『デス・レース2000年』(1975)のリメイク。『2000年』は未見。
あらすじを読むとかなり設定は変わっているみたいで、“死のレース”と『2000年』の主演俳優デヴィッド・キャラダインが本作にも声だけ出演している。というあたりが共通点のようです。





トンデモ映画なんだろうなぁと予想はしていました。
その予想に反して物語の設定は「2012年の経済が破綻したアメリカ」。
なんか物凄い説得力があるんですけど。
しかしその後はやっぱりトンデモ映画でした。

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まぁこんな感じのバイオレンスたっぷり版で気楽に観れればいいかなぁと思っていました。






しかしです。ここでもやってくれましたジェイソン・ステイサム。
レースシーンが迫力は有るものの、動きが激しすぎて何がどうなってんだかよく分からず自分的には今イチ盛り上がりに欠ける中で魅せてくれました。絶体絶命からの一発逆転大暴れの大立ち回り。
『バンク・ジョブ』においてのジェイソン・レンガ・スマッシュよりバージョンアップの消火器、工具箱、業務用スチールラック、車のマフラー(未遂)のジェイソンスマッシュ。
その際の全力出し切ってる感がジェイソン・ステイサムのアクションの気持ち良さなのではないかと思います。

そのジェイソン大暴れからは映画も楽しんで観れました。
レースシーンも“戦艦”が出てきて面白かった。
その“戦艦”の大暴れ、レース出場者全員を抹殺しかけましたけど「それじゃレース終わっちゃうじゃん。」とツッコミ入れつつその意味不明さが面白い。
“戦艦”撃沈のシーン。スローでカッコよかった。



難点は落とし前のつけ方がジェイソン本人では無くて全部他人任せな所。
ジョーン・アレンの悪女が気持ちイイ位の極悪非道っぷりだったのでそこは直接対決でケリをつけて欲しかった。

もう一つ難点と言うより謎なのですが、極悪人ひしめく刑務所において随一の癒しキャラのリストくん(フレデリック・コーラー)。
「アンタなんでこの刑務所いんの?」という謎が常に付きまといました。キレたら無茶苦茶するんでしょうか?

そこらへんの謎を是非続編で描いて欲しい。
その際にはジョーン・アレンの復活も是非。全身機械化もしくは双子の妹辺りで。
“戦艦MKⅡ”と共にジョーン・アレンが颯爽と登場なんかされたらシビレまくりです。
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ヂュヌヴィエーヴ・F・ビヂョンド

hashさん、niceありがとうございます。
by ヂュヌヴィエーヴ・F・ビヂョンド (2008-12-21 01:10) 

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