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動物農場 [2008年12月に観た映画]


Animal Farm [VHS] [Import]









『動物農場』
“ANIMAL FARM” (1954・イギリス) 1h14
製作・監督・脚本 : ジョン・ハラス/ジョイ・バチェラー
声の出演 : モーリス・デナム、ゴードン・ヒース



ネタバレあり。



君主制を打破し共産主義へ。独裁者が生まれ苦難が待ち受けるも民衆が立ち上がる時がやってくる。



という事を動物たちが主役のアニメーションで描いています。
1954年と言うと共産主義と資本主義が激しく対立していた頃でしょうか?独裁者も生まれていた?
でもまだ民衆は立ち上がっていなかったと思います。
本作では民衆が立ち上がり、共産主義・独裁政権を打ち破ります。
その姿を資本主義である英国のアニメーション作家さん(ジョン・ハラス氏はハンガリー人)が想像で描いている。
当時の風潮としてよっぽど共産主義憎しだったのかなぁと思います。



製作されてから50年以上過ぎてのジブリ美術館プレゼンツでの日本初公開。
現在公開される意味として動物農場の社会構造(格差社会)が現代日本に酷似している。という点も指摘されていますが、それよりもアニメーションで政治的な問題を指摘し啓発する事が出来る。日本の大方のアニメーションに足りないのはそこなのである。
って事をプレゼンツしたジブリさんは言いたいのかもしれないなぁと思いました。
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