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ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー [2009年1月に観た映画]

ヘルボーイ 1/4 スケール リボルバー・ザ・サマリタンヘルボーイ 石の右手 ライフサイズ・プロップレプリカHellboy 2 The Golden Army - Prop Replica: Big Baby
『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』
“HELLBOY Ⅱ: THE GOLDEN ARMY” (2008・アメリカ) 1h59
監督・原案・脚本 : ギレルモ・デル・トロ
出演 : ロン・パールマン、セルマ・ブレア、ダグ・ジョーンズ、ルーク・ゴス、アンナ・ウォルトン、ジェフリー・タンバー、ジョン・ハート



ネタバレあり。




Hellboy [Original Motion Picture Soundtrack]
前作『ヘルボーイ』を観直してから本作を観ました。

『ヘルボーイ』面白かった。観る前は2時間12分と意外に長い映画なので面倒臭かったのですが、観始めると面白い。
オカルト系アメコミヒーローモノとはみだし刑事モノと青春モノの3つの要素を1つの作品に強引にまとめ上げたために、時にその3つがぶつかりあったりもしますが、その綺麗にまとまっていないいびつな感じが『ヘルボーイ』の世界観にぴったりだった。



で、本作ですが、今回はオカルトからダークファンタジーへ。そして青春から一歩成長。
はみだし刑事モノとしては新キャラの登場(その為なのか、今回ジョン・T・マイヤースFBI特別捜査官はセリフの中だけの登場。好きなキャラだったので残念。)と、『メン・イン・ブラック』みたいなSFコメディ的要素。

そして人間と異形の者との軋轢など次作への伏線らしきものも張り巡らす。という盛り沢山な内容。
しかし、あまりに盛り沢山過ぎてギレルモ・デル・トロ監督の豪腕をもってしても、今回はまとまりきらなかったように思えました。



伏線としては、死神に「ヘルボーイは世界を滅ぼす運命にある。」と言われ、その後人間とエルフどちらにつくかの選択を迫られた時に、ヘルボーイは人間を選ぶ。
それは即ち人間が世界を滅ぼす。という事なのでは?
そこらへんの事を次作で描きたいのかもしれませんが、本作はそれ程ヒットしていないようなので難しいかも。



何かの雑誌で本作は宮崎アニメの影響を強く受けている。みたいな記事を読んだような気がしていましたが、「そうかなぁ~」と思いながら観ていた所にありました。
影響を受けているシーン。歯車上でのバトルは完全に『カリオストロ』。



『ヘルボーイ』の時のヘルボーイ赤猿期が可愛らしくて好きだったのですが、本作ではヘルボーイ少年期が見れました。
現在のヘルボーイのゴツい見た目との比較で、少年時代は正に紅顔の美少年であった。
みたいなオチがあるのかと予想していたら、その少年期なんかビミョーな感じ。
可愛いか可愛くないかで言ったら可愛いけど、素直に可愛いとも言えない。やっぱビミョー。

少年期にはまだ前髪が有ります。現在の前髪は侍を意識して剃っているのだろうか?それとも自然後退のためのちょんまげなのだろうか?



ヘルボーイの人間界での本名はヘルボーイ。訳すと地獄少年。育ての親の教授はなんでちゃんとした名前をつけなかったんだろう?
地獄少年と呼ばれ続ける事が人格形成において何も障害が無かった。とは言えないと思う。

日本においてはあだ名ではありますが、「ブタゴリラ」「ゴリライモ」と呼ばれ続ける人物がいますが、やはり性格にやや難有り。





「葉っぱ」に「ドブスチビ」と呼ばれた少女もいましたが、大人になって一時期この二人は恋愛関係にあった。
という意外な展開も男女関係の間では有るようです。
因みに、その後「葉っぱ」は「夏子は~ん」と、「ドブスチビ」は「さっとなっかちゃぁ~ん」と結婚したそうです。




あぶさん (1) (ビッグコミックス)

更に因みに、現在62歳の「あぶさん」は今年も現役続行予定らしい。
水島新司先生の妄想ワールド果てること無し。
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