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装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ劇場版 [2009年1月に観た映画]

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『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ劇場版』
(2008・日本) 1h58
監督・原作 : 高橋良輔
声の出演 : 郷田ほづみ、長嶝高士、江川央生、矢部雅史、後藤哲夫、石塚運昇、銀河万丈、大塚周夫



去年の11月ぐらいにこの映画が公開される事を知り、それからコツコツとテレビシリーズ(全52話)とオリジナルアニメを観てきました。
テレビシリーズは1983年~84年にかけて放送。
世紀を跨いで観てみると、当時のテレビアニメ事情が垣間見えたりして色んな意味で面白かった。

絵柄は各回毎に見事なまでにバラバラ。よくテレビで放映できたなぁと思えるほどクオリティの低い回も。
それでも10回に1回ぐらいはとてつもなくクオリティの高い回があったりして、それを楽しみにして全話見通せました。
まぁクオリティの低い回も違う意味で、ニヤッと薄ら笑いを浮かべながら楽しめたのですが。



ネタバレあり。



本作は2007年~08年にかけて製作されたオリジナルアニメ『ペールゼン・ファイルズ』の劇場版。
劇場版と言うより、正直な所ダイジェスト版。
ではありますが、映画館の大きなスクリーンでCGによって格段にクオリティの上がったロボット(本作ではアーマード・トルーパー、略してATと呼ばれます)バトルを見れたのは嬉しかった。

これまた正直な所、DVDで初めてCGによるATを見た時は「こんなの違う」と、若干の憤りを感じなくも無かったのですが、見慣れてくるとカッコイイ。
それと爆発などのエフェクトはセル画で、CGとセル画の合わさり具合が全く違和感無く、むしろ迫力があって素晴しかった。
日本におけるCGアニメの一つの方向性(CGとセル画の融合)が見える気がします。

本作とは別の話しですが、藤原カムイさんが往年の名作アニメなどをCGを使ってリメイクした作品集『COVERS』のあとがきを読んで(因みに立ち読み。スミマセン)、CGは便利ではあるけど、決して楽を出来るものではなくあくまで道具。結局絵を描くのは人で、CGをどの様に使うのか如何に使いこなせるかは人次第。
という事を教えていただき目からウロコ。今まではCGを見るにつけ、手描きと違って楽してるんだろうなぁ。などと大変失礼な事を思っていましたがその考えは改めないといけない。と、つい最近思い知るに至った次第です。



本編はダイジェストですが、その後のエピローグはテレビシリーズを観てきた者へのご褒美。という感じで大変嬉しい事になっています。
苦労して(なんて大層な事ではないですが)テレビシリーズを観ておいて良かった。

装甲騎兵ボトムズ 総音楽集

因みにテレビシリーズの主題歌を歌っていたTETSUさんは、「踊るポンポコリン」の作曲などで有名な織田哲郎さん。
その事を全く知らずに聴いていて織田さんの声に似てるなぁと思いつつ、でも似てるけど絶対違う。アカの他人。
と確信していたのに、実は織田さんだった。という事を知った途端に織田さんの声にしか聴こえなくなってしまった。
なんなんだろうか?これは。自分でも不思議です。





この作品にはものの見事に女性キャラがチラッとも出てきません。唯一最後の最後にドえらい登場の仕方をする方が約1名だけいますが。
そんなむさくるしい中でタイトルにもなっているヨラン・ペールゼンを演じた大塚周夫さん。今年でなんと80歳。
「ぬぅぉおおおっ!」や「んぐぁあああああっ!」などの絶叫演技も全力全開で演じておられます。
その若々しさ素晴しい。
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