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ブラッド・ブラザーズ ‐天堂口‐ [2009年2月に観た映画]


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『ブラッド・ブラザーズ ‐天堂口‐』
“天堂口” (2007・台湾=香港) 1h35
監督・脚本 : アレクシン・タン
出演 : ダニエル・ウー、リウ・イエ、トニー・ヤン、チャン・チェン、スー・チー、スン・ホンレイ、リー・シャオルー



1930年代。成功を夢見て田舎町から上海にやってきた若者三人。夢見た成功を裏社会で掴むものの。



ネタバレ有り。



主人公ホン(ダニエル・ウー)は仲間を守るために仕方なく殺人を犯してしまい、その事を激しく後悔していて裏社会には馴染めないでいます。
仲間の一人、兄貴分のカン(リウ・イエ)は人殺しを厭わない非情な行いにより組織のボスの右腕に、そしてついにはボスの座にまで登りつめます。
そのため田舎にいた頃は兄弟のようであった二人の距離は離れる事となりますが、カンの行動がホンの我慢の限界を超えた時、銃撃と殺戮の抗争劇が幕を開けます。

ホンが殺人を犯して悩んでいた事は一体なんだったんだろう?という疑問はお構い無しで殺戮はヒートアップしていきますが、いざカンと対面するに至りホンさん「やっぱり人を殺すのはよくない!」と至極当たり前の事に気付きます。
ホンさんガンガンにヒートアップしてマシンガン乱射していたのにそこに至っての急激なトーンダウンには思わず笑ってしまいました。
でもそれは香港ノワールなら有り?香港ノワールには詳しくないのでよく分かりませんが、男と男の熱いドラマが有れば細かい事は言いっこ無し。という感じでしょうか。



ホンさん田舎に恋人とまでは行かないまでも互いに好意を寄せている女性を残して上海へと旅立ちます。
なんか太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」のようです。
ホンさん都会の絵の具に染まるどころか裏社会を血で染め上げますが。

高速「木綿のハンカチーフ」。高速はもとより唄終わりの「ハッ!」の演出意図にも疑う余地大いに有り。


「木綿のハンカチーフ」デュオ。

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