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ルパン三世 1st.TVシリーズ [2009年3月に観た映画]

ルパン三世 THE 1st SERIES ANTHOLOGY - MUSIC by TAKEO YAMASHITA


『ルパン三世 1st.TVシリーズ』
演出 : Aプロダクション演出グループ(高畑勲・宮崎駿)
声の出演 : 山田康雄、小林清志、二階堂有希子、納谷悟朗



11話「7番目の橋が落ちるとき」、14話「エメラルドの秘密」、19話「どっちが勝つか三代目!」と、“ドキュメント「ルパン三世」とその時代”を上映。

1972年製作。夕方の再再再・・・放送でよく観てました。
なんと言っても1話の不二子ちゃんくすぐり地獄が印象深い。
今回はジブリプレゼンツですので、高畑勲氏、宮崎駿氏が演出した後半からのセレクト。なので観れなくて残念。

久し振りに観ましたが、音楽と声優さんにかなり助けられている様に思いました。
製作状況がかなり混乱していたらしいので、そのためかと思われます。



“ドキュメント”は大塚康生氏、高畑氏、宮崎氏のインタビューで構成。
一堂に会してではなく個々にという所に何か事情が有るのだろうか?と勘繰ってしまいますが、何も無いと思いたい。

今まで製作状況の事は全く知らなかったですが、今回どれだけ混乱していたのかをはじめて知りました。毎週放送出来た事自体が奇跡。ぐらいの混乱ぶり。
しかし結局23話で終了。
必死の努力をしたが結果(視聴率)として報われず、しかしその後人気アニメとなる『ルパン三世』に多大な影響を与える事となる。というのがなんともドラマチック。

アニメーションに夢と希望を抱いていた若者たちが、製作状況の劣悪さに押し潰されそうになりながらも良質なアニメーションを作ろうと奮闘努力する。
例え素晴しい作品が出来上がったとしても当時は誰か一人が個人的に成功することは無いのにもかかわらず。
努力するけど報われない、報われないけど努力する。昔も今もそれだけがアニメーション製作を支えているとも言われ、それだけに頼っている所に問題が有るとも言われていますが、その志はやはり素晴しい。
努力したら報われる方向に行けばもっと素晴しい。
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