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映画は映画だ [2009年3月に観た映画]

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『映画は映画だ』
(2008・韓国) 1h53
監督・脚本 : チャン・フン
出演 : ソ・ジソブ、カン・ジファン、ホン・スヒョン



ネタバレあり。



アクション映画スター(カン・ジファン)の映画にヤクザ(ソ・ジソブ)が出演することになって。



映画(俳優)=嘘。ヤクザ=現実。という図式。
所詮映画は嘘でしかないのだ。と、嘘の中に現実が入り込んでくることで描き出し。
それでも映画を作り出すには本物の嘘が必要なのだ。という事も描く。
しかし映画の結末では、本物の現実の前に嘘の映画は木っ端微塵に砕け散る事に(多分お蔵入り)。
たかが映画、されど映画。でもやっぱりたかが映画なのだ。といった所でしょうか。

本作の製作・原案のキム・ギドグの監督作品は観た事が無いですが、映画の嘘を信じていない所が有るんだろうか?
しかしながら、現実を前にして砕け散る映画。という事を映画によって表現しているのは説得力に欠けると言うか納得がいかない様な。
結局本作の中で現実とされているヤクザも俳優さんが演じている嘘なわけだから。

そういう事よりも映画俳優とヤクザ。住む世界の違う男2人がぶつかり合うドラマとして観るべき作品なのかも。
2人がカッコよかったし。
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