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路上のソリスト [2009年6月に観た映画]


The Soloist (Movie Tie-In): A Lost Dream, an Unlikely Friendship, and the Redemptive Power of Music




『路上のソリスト』
“THE SOLOIST” (2009・アメリカ) 1h57
監督 : ジョー・ライト
出演 : ロバート・ダウニー・Jr、ジェイミー・フォックス、キャサリン・キーナー







ロサンゼルス・タイムスのコラムニストが路上生活者を救おうとするが、逆に自分が救われた。という話し。

ハリウッド映画なんだろうか?ハリウッド映画と言うよりヨーロッパの映画に近い雰囲気。
ジョー・ライト監督は英国の方だけど、米・英・仏の制作会社が関わっている事が大きい理由のように思える。



ネタバレ。

ラストシーンのカメラワークが良かった。
左から右へ移動。そのまま右へ行って欲しいと思ったら、左に戻ってしまう。
ああ、そういうラストなんだ。とガッカリしたらまた右に移動開始。
そしてお望みどおりの結果。
動き出した瞬間が嬉しかった。一回戻るのが焦らしを利かせていて上手い。



支援所の職員の人が良かった。ネルサン・エリス。
ロバート・ダウニー・Jrが理想論をぶつけてくるのを冷静に現実的に対処。かと言って事務的なのではなく、現状をしっかり見ての事。
その対応がプロフェッショナルでカッコイイ。



ジェイミー・フォックスがキューバ・グッディング・Jrの二の舞になりはしないかと、勝手に心配しています。
キューバ・グッディング・Jr程ではないけどやや演技過剰な気がする。
今の所はまだ余計な心配。
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コメント 4

hash

こんばんは。
>支援所の職員の人が良かった
そうですね。
キャサリン・キーナー演じる上司やチェロを進呈する老婦人など、主役の2人よりも脇の人達の優しさが印象的でした。

>キューバ・グッディング・Jr
一応、オスカー俳優なんですよね。
伸び悩んでいるというか、終わっているというか・・・
「アメリカン・ギャングスター」を観て、後者だなと思いました。^^;
by hash (2009-06-16 00:44) 

ドコサヘキサエン

hashさん、niceとコメントをありがとうございます。
現実の悲惨な面を描くだけじゃなく、人の優しさも描かれていて救いが有る所が観ていてホッとしました。

キューバ・グッディング・Jr。オスカーゲットの「ザ・エージェント」から早13年の月日が流れてしまいました。
「僕はラジオ」は良かったです。
「アメリカン・ギャングスター」ではぞんざいな扱いで可哀相に思えました。
by ドコサヘキサエン (2009-06-16 20:49) 

コッスン

私も、僕はラジオよかったです。
そういえば最近見ないですね。

by コッスン (2009-06-17 21:07) 

ドコサヘキサエン

「僕はラジオ」は良かったです。役柄と演技過剰な所が合ってた。
最近はB級アクション、DVDスルーが多いみたいです。
by ドコサヘキサエン (2009-06-17 22:04) 

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