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MW‐ムウ‐ [2009年7月に観た映画]


MW VISUAL BOOK (ぴあMOOK)



『MW‐ムウ‐』
(2009・日本) 2h10
監督 : 岩本仁志
出演 : 玉木宏、山田孝之、石橋凌、石田ゆり子、品川徹、中村育二、半海一晃、林泰文、鶴見辰吾






「M」と「W」は対称であり、その発音をカタカナで表記すると「ム」と「ウ」になり、その「ム」と「ウ」もまた対称である(少し違うけど)。
という事を発見したのが凄いなぁと思いました。勿論世紀の大発見ではなくて作品のハッタリとして。
手塚先生が発見したのだろうか?
「ムワ」にした方がより対称性があるけど、その事で悩んだりしたんだろうか?
でも「ムワ」じゃちょっとしまりが無い。やっぱり「ムウ」。



オープニングのスタッフロールを英語表記にして、「M」と「W」の文字を目立つ字体に変えていました。
ハリウッドのオカルト映画などでは「T」の文字を十字架っぽい字体に変えたりすることがよく有ります。
オカルト映画とは別に、『ガタカ』(原題”GATTACA”)なんかは「G、A、T、C」を目立つ形に。多分してたと思う。

邦画では今まであまり見られなかったので珍しいなぁと思いました。邦画初?
幸い主役の御二方に「M」が入っていて「TAAKI」「YAADA」企画倒れにならないでよかった。「M」か「W」有りきのキャスティング。って事は無いと思う。
監督には「M」と「W」両方入っているからそれで十分だったのかも。「IOTO」
手塚先生にも「M」が一個あり。「OSAU」



ネタバレあり。



予告を見たらスケール感があって面白そうと思ったのですが、実際観てみるとスケール感はあったのですが、緊迫感が感じられなかったのが残念。



原作は未読。映画を観終わってから読んでみました。
相当に破天荒。かなりのBL。手塚先生生誕80周年記念とは言えよく映画化する気になったなぁ。と感心しました。
大幅な変更も見られますが、それも止む無し。と言うか変えなきゃ無理。

冒頭は『ダーティハリー』から『『フレンチ・コネクション』へといった展開。
そうなると高架の下を車で激走する石橋さんはジーン・ハックマンだろうか。
と考えましたが、本作は手塚先生原作。となればジーン・ハックマンではなくヒゲオヤジ(伴俊作)と見るべき。
表現者石橋凌 (キネ旬ムック)French Connection (Spec) [VHS] [Import]ヒゲオヤジの冒険 (河出文庫―手塚治虫漫画劇場)

かと思っていましたが、原作読んだらヒゲオヤジは別の役で登場。
そのヒゲオヤジ、これ以上ないんじゃないだろうか?という位の相当な目に遭っていました。黒手塚炸裂。





タイにて。逃走する為バイクを奪おうとする玉木さん。運転手の延髄めがけてチョップ!
・・・チョップ(
チョップって久し振りに見たような気がする。
効果はかなり薄く、運転手即座に玉木さんに立ち向かっていました。
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