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愛を読むひと [2009年7月に観た映画]


The Reader (New York Times Notable Books)






『愛を読むひと』 
“THE READER” (2008・アメリカ=ドイツ) 2h04
監督 : スティーヴン・ダルドリー
出演 : ケイト・ウィンスレット、デヴィッド・クロス、レイフ・ファインズ、ブルーノ・ガンツ、レナ・オリン



ネタバレあり。



大人の女性と少年のひと夏の恋。
にしては際どい描写満載。少年演じるデヴィッド・クロスは撮影当時何歳なんだろう?犯罪スレスレなんじゃないだろうか?と心配していたら、物語は硬派なテーマへと突入。
個人的には全く問題なく、むしろラブストーリーよりか興味深く観れました。

ただ登場人物の心理がよく分からなかった。
大人の女性が自分の問題を公表出来なかったのはなぜなんだろう?プライドなんだろうか?
プライドを傷付けられるぐらいなら罪を被る。そういう女性だから最後にああいった決断をしたのだろうか?
少年が大人になった時に見せる感情の揺れもよく分からなかった。

心理や感情を事細かに説明しない事によって、それらを観客それぞれが読み取らなければいけない作品。大人な作品。



硬派なテーマへと突入しましたが、でも最終的にはラブストーリーのように思えました。主に少年目線で。
ひと夏の恋が終わった女性と少年。
それ以降互いの人生が交わる事は無かった。
その恋が少年にとってただ一度の本当の愛であったのに。
といった悲恋。
女性目線から見るとどうなんだろう?恋でも愛でもなかったんだろうか?
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