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3時10分、決断のとき [2009年8月に観た映画]


3:10 to Yuma (2007) (Full Sub Ac3 Dol Chk Sen) [DVD] [Import]







『3時10分、決断のとき』
“3:10 TO YUMA” (2007・アメリカ) 2h02
監督 : ジェームズ・マンゴールド
出演 : クリスチャン・ベイル、ラッセル・クロウ、ピーター・フォンダ、ベン・フォスター、ローガン・ラーマン、グレチェン・モル、ルーク・ウィルソン



ネタバレあり。



アクション西部心理劇。



原作がエルモア・レナードという事で一筋縄では行かないんだろうと思っていたけどその通りだった。
一見すると、悪人を(午後)3時10分発の列車へ護送するまでを描くアクション西部劇。
でもその中に人間の心の中に有る善と悪。その心の揺れを描く心理劇でもあった様に思う。

恐らく当時のアメリカ西部は現代に比べれば無法に近い社会。
そして善と悪の境界線が曖昧で、悪の境界の方が圧倒的に大きかったのだろうと思う。

悪の魅力がたっぷりで、その魅力を存分に振りまくラッセル・クロウ。
その悪に抗い、善(正義)を貫こうとするクリスチャン・ベール。その姿は涙モノでした。
と言ってクリスチャン・ベールの正義が己の名誉や金の為だったりする所も有るのも一筋縄ではいかないのだけど。

クライマックスでのラッセル・クロウの行動はやや不可解な所があるけど、あれは善の心に衝き動かされての行動なのだと思う。
言わばラッセル・クロウ(悪)とクリスチャン・ベール(善)は二人で一人。一人の人間の心の中の揺れを表したシーンなのかと思う。

善の心に衝き動かされ行動した悪の心。
しかし最後ではまた悪に戻ったようにも見える。
戻ってしまったんだろうか?悪の心の中に少しだけでも善の心が根付いた。と思いたい。



クリスチャン・ベイル、ラッセル・クロウ。カッコよかった。
ピーター・フォンダもカッコよかったけど、ラッセル・クロウに投げ飛ばされてサヨウナラ。はちょっと衝撃的。
グレチェン・モルは相変わらず美人った。
http://www.imdb.com/media/rm4057831680/nm0001543
しかしなんでグレチェン・モルは今イチパッとしないのだろうか?
今イチパッとしない所もB級アイドル感覚で魅力ではあるのだけど。
http://www.imdb.com/media/rm4083063552/nm0001543
クリス・へのへのもへじ・クラインと。
http://www.imdb.com/media/rm1938856192/nm0001543
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コメント 3

ちょいとおまえ

釣られクマさん、niceありがとうございました。
by ちょいとおまえ (2009-08-17 20:32) 

hash

こんばんは。
我が町では2週間遅れでの公開と、先日気付きました・・・
by hash (2009-08-19 00:49) 

ちょいとおまえ

hashさん、niceとコメントをありがとうございます。
22日からですね。関東では早くも上映回数が減ってきているようです。
万人受けする作品ではないので仕方ないとは思います。
by ちょいとおまえ (2009-08-19 20:12) 

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