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ホッタラケの島 遥と魔法の鏡 [2009年8月に観た映画]


ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~オリジナル・サウンドトラック





『ホッタラケの島 遥と魔法の鏡』
(2009・日本) 1h33
監督・脚本 : 佐藤信介
声の出演 : 綾瀬はるか、沢城みゆき、松元環季、家弓家正、戸田菜穂、大森南朋





ネタバレ有り。




人間が放ったらかしにした物が集まるホッタラケの島。
偶然その島に辿り着いた遥。
放ったらかしにしていつの間にか無くなっていた母の形見の手鏡を探す冒険が始まる。



フジテレビ開局50周年記念映画。という事で嫌な予感も若干有ったのですが、良かった。
ワクワクのアドベンチャーで有りつつ、家族の絆の大切さも描かれる良作でした。



ファンタジーテイストのアドベンチャーと言うと、どうしても宮崎アニメの影響を感じずにはいられないのですが、宮崎アニメのテイストがいい感じで活かされていたように思います。

ホッタラケの島を支配する男爵の声に、『カリオストロの城』のカリオストロ伯爵の家弓さん。というのはある意味宮崎アニメへのオマージュ?
その意味も有りつつ、魅惑の粘着質ボイスゆえのキャスティングでしょうか。
家弓さん相変わらずねっとりしていらっしゃる。



本作で惹かれたのはなんと言ってもコットン。
その見た目の愛くるしさとは裏腹に、現実の厳しさを知ってしまった哀愁。裏切った人を赦せる優しさ。大切な人を守ろうとする勇気。
それらが小さな体に詰まったnice!キャラ。
クライマックスの見せ場では主人公のテオに全てを委ね(ざるを得ない状態なのですが)、でしゃばらない奥ゆかしさ。nice!
コットングッズはこちらで↓
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今年の夏映画はアニメが良かった。
日本の作品では本作、『ヱヴァ破』、『サマーウォーズ』。それぞれタイプの違う作品で、それぞれが良かった。
アメリカ映画では『ボルト』も良かったし、『モンスターVSエイリアン』も良かった。
番外では『紙兎ロペ』も良かった。『ロペ』は9月に入って新作になっているんだろうか?



新しく2スクリーンになった池袋のテアトルダイヤにて鑑賞。
正直前の方が良かった。前は空間的にもう少し余裕があったように思うのですが、今度のは座席がびっちり埋め尽くされていて息苦しさを感じます。
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