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パイレーツ・ロック [2009年11月に観た映画]


The Boats That Rocked: The Real Story of Britain's Offshore Radio Pirates




『パイレーツ・ロック』
“THE BOAT THAT ROCKED” (2009・イギリス=ドイツ) 2h15
製作総指揮・監督・脚本 : リチャード・カーティス
出演 : トム・スターリッジ、ビル・ナイ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ニック・フロスト、リス・エヴァンス、ケネス・ブラナー




海賊ラジオ局のお気楽な日々。



予告を観て、海賊ラジオ局と英国国家との闘争がシリアスに描かれるのかと勝手に思ってました。
それは悪い意味で裏切られ、海賊ラジオ局のHでお気楽な日々が描かれるお色気コメディでした。
まぁこちらが勝手に予告で勘違いしたのが悪いのですが、いつまで経ってもシリアスな展開にならず、なんかイラッとしてしまった。
お色気コメディとして観れば全く問題は無いのだと思います。場内たくさんの笑いが起こってました。

個人的にはロックの意味、既成概念や権力への反発。そういうものを期待していました。’60年代のお話しならそういったものが描けたはずだと思う。
まぁロックはそうお硬く考えるものじゃないのだ。という事なのかもしれない。『キャデラック・レコード』でロックを始めた人たちも、別にロックで世界を変えようとは思っていなかったみたいだし。
『キャデラック・レコード』では富を得るために、本作では異性との交際への橋渡しとしてロックは存在する。
そういうものなのだろうけど、じゃあ本作の最後でビル・ナイが「ロックン・ロォ~ルッ!」と拳を振り上げて叫んだのは何だったんだろう?
最後に来て急に反骨精神見せられてもなぁ。と、時既に遅し感は否めませんでした。
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