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ドゥーニャとデイジー [2009年11月に観た映画]

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『ドゥーニャとデイジー』
“DUNYA & DESIE” (2008・オランダ=ベルギー) 1h42
監督 : ダナ・ネクスタン
出演 : マリアム・ハッソーニ、エヴァ・ヴァンダーウェイデーヴェン



オランダで生まれ育ったモロッコ人のドゥーニャと生粋のオランダ人のデイジー。
二人はマブダチ。

モロッコ人としてのアイデンティティーが希薄なため、両親との価値観の違いに悩むドゥーニャ。
望まぬ妊娠をし、自分も生後まもなく両親が離婚したため望まれずに生まれてきてしまったのではないかと悩むデイジー。

ドゥーニャが親同士が決めた縁談のためモロッコへと里帰りしたのに便乗し、デイジーは生き別れになった父親に自分が望まれて生まれてきたのか真意を確かめるため、ドゥーニャを引っ張り込んでモロッコはカサブランカを目指す。
というお話し。

元々がオランダで人気のテレビドラマでそれの映画化。
ドラマは未見ですが、人気の秘密は主役二人による所かと思う。
ドゥーニャはやや生真面目。デイジーは本能の赴くままに生きるある意味自然児。
正反対の性格ながらなぜか気の合う二人。でもケンかはしょっちゅう。でもすぐ仲直り。
そんなにすぐ仲直りするなら喧嘩しなきゃいいのに。と思うほどすぐに仲直り。

そんな二人が様々な出来事に直面し、真摯にその出来事に向き合う。
もっとキャピキャピしたガールズドラマかと思っていましたが、キャピキャピ担当はデイジーで、でもデイジーもデイジーなりに真面目に人生を生きている。その真摯さが好感でした。

旅を通して自分はモロッコ人なのだと自覚するドゥーニャ。
モロッコの古い建造物(遺跡?)を見てそれがきっかけになるのだけど、それがどう繋がるのかが今イチ分からない。
日本人に置き換えると、富士山を見て自分は日本人なのだなぁと自覚する。という所だろうか。
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