(500)日のサマー [2010年2月に観た映画]
『(500)日のサマー』
“(500) DAYS OF SUMMER” (2009・アメリカ) 1h36
監督 : マーク・ウェブ
出演 : ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル、クロエ・グレース・モレッツ
不思議ちゃんに翻弄されまくりの男子ホロ苦成長物語。
ネタバレあり。
『きみに読む物語』は速球ド真ん中で勝負する本格派ラブストーリーでしたが、本作は多彩な変化球とコーナーワークで翻弄する技巧派ラブストーリー。
ヒョロリヒョロリとかわしてかわして、最後オチでズバッとストレートを投げ込む。ビシッと決まった。やられた。
でもあれってハッピーエンドに見せかけて、新たなホロ苦恋物語の始まりの様にも取れる。
『(?)日のオータム』。
秋、冬、春。と来て、10年ぐらいしてまた夏に戻ったりしたら面白そう。
ストーリーは至って普通なラブストーリーだと思う。普通に作ったら普通のラブコメになっていたかもしれない。ジム・キャリーとかベン・スティラーが主演だとドタバタなラブコメ。
それを様々なアイデアとテクニックを駆使して、オリジナリティ溢れる雰囲気の中で、若者男子がちょっとだけ成長する素敵な映画へと昇華させたのはさすがとしか言いようがない。
特にジョセフ・ゴードン=レヴィットの有頂天ダンスのシーンはその有頂天っぷりが楽しい。
もうちょっと長めに見たかった。
これくらい。
この映画。女子としてはサマーの気持ちが
すごーーくよくわかります、、^^;
>10年ぐらいしてまた夏に戻ったりしたら
10年後、、、っていうのも面白そうですね!
by ジジョ (2010-02-17 14:21)
ジジョさん、こんばんは。
思い返してみると、サマーの気持ちをほとんど考えないで観ていました。不思議ちゃんなんだなぁぐらいで。
サマーの気持ちを考えながら観ると別の見方が出来る気がしてきました。
サマー、10年後はただのオバちゃんになってたりして。
by ちょいとおまえ (2010-02-17 19:24)