SSブログ

ダーティファイターとダーティファイター/燃えよ鉄拳 [2010年2月に観た映画]


Every Which Way But Loose [VHS] [Import]





『ダーティファイター』
“EVERY WHICH WAY BUT LOOSE” (1978・アメリカ) 1h55
監督 : ジェームズ・ファーゴ
出演 : クリント・イーストウッド、ジェフリー・ルイス、ソンドラ・ロック、ビヴァリー・ダンジェロ、ルース・ゴードン



ケンカは強いが女にゃ弱いファイロ・ベドー(クリント・イーストウッド)。
町にやって来たカントリーシンガー、リン(ソンドラ・ロック)に一目惚れ。
二人いい感じになったと思ったある日、不意にいなくなるリン。
オランウータンのクライドと、人間のオーヴィル(ジェフリー・ルイス)を引き連れてリン探しの旅に出る。

Any Which Way You Can [VHS] [Import]






『ダーティファイター/燃えよ鉄拳』
“ANY WHICH WAY YOU CAN” (1980・アメリカ) 1h55
監督 : バディ・ヴァン・ホーン
出演 : クリント・イーストウッド、、ジェフリー・ルイス、ソンドラ・ロック、ルース・ゴードン、ウィリアム・スミス



ケンカは強いが女にゃ弱いファイロ・ベドー。
リンが再び町にやって来て、やっぱりいい感じになる二人。
時を同じくしてファイロに大金絡みでマフィア絡みのビッグファイトのオファーがやってきたが、ドタキャンしたためリンが誘拐される。
クライド、オーヴィルを引き連れてリン救出へと向かう。



テレビではチラッと見た事が有るけど、オランウータンが相棒。という所で長らく観てこなかったイーストウッドのアクションコメディシリーズ。
オランウータンとはそんなにがっちりとしたコンビという感じではなかった。マスコット的存在。
人間と類人猿のコンビは、『スターウォーズ』のハン・ソロとチューバッカからの影響なんだろうか?
そのオランウータンが可愛いかった。かなりの芸達者で場を和ませてくれる。

そもそもがイーストウッドのスター映画なのでほぼ何でも有りの映画。
ド突き合いのケンカ、カーチェイス、爆発、ロマンス、友情、カントリーソング。『燃えよ鉄拳』の冒頭ではイーストウッドとレイ・チャールズのデュエットも聴ける。
ゆるい感じのカオスの様相を呈しながらも、それらは全てイーストウッドを中心として巻き起こるのでイーストウッドの映画として成り立っている。
言わばイーストウッドワールド。イーストウッドの夢の国な映画。
この映画を楽しめるのかどうかが真のイーストウッドファンへの関門ではなかろうか。
かろうじて楽しめた。オランウータンによる所が少なからず有った。ありがとうオランウータン。



昔は、続編に成功作無し。と評価されてきましたが、それって続編が公開される時に前作を観れる機会が今ほど無かったから。という所も有るんじゃないだろうか。
前作を意識して作っている部分も有るだろうから、前作を観ていなかったり、忘れていたりすると面白くないだろうし。
だから続編を続編のみで評価すると失敗作という事になるわけで。でもシリーズを通してみればちゃんと楽しめる作品になっているのだと思う。
このシリーズ(と言っても2作品だけど)も続編の方がお約束ギャグもふんだんに入っていて楽しめた。
更なるシリーズ化も出来たと思うけど2作品で終わってしまったのが残念。

ジェイソン・ステイサム主演でリメイク、シリーズ化。ってのは有りじゃないだろうか。製作はリュック・ベッソンのヨーロッパ・コープで。
なんかジェイソン・ステイサムならオランウータンとの共演を引き受けそうな気がするし、リュック・ベッソンならこのシリーズのゆるい持ち味を壊さずにリメイク出来そうな気がする。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0