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悪魔のシスター [2010年3月に観た映画]


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『悪魔のシスター』
“SISTERS” (1973・アメリカ) 1h32
監督・原案・脚本 : ブライアン・デ・パルマ
出演 : マーゴット・キダー、ジェニファー・ソルト、ウィリアム・フィンレイ、チャールズ・ダーニング










向かいのビルで起こった殺人現場を目撃してしまった女性記者。
特ダネを追っていくうちに犯人と思われる女性には驚愕の秘密が隠されていた事を知る。



リメイク版の『シスターズ』は観たけど、オリジナルの方は観ていなかったので観ました。

デ・パルマらしい変態チックで妖しいサスペンスでした。血塗られた内容なのに所々コメディっぽい感じになるのが不気味。
デ・パルマと言えば、の長回しが無かったのが残念だったけど、分割画面が有りました。



シスターズ [DVD]
『シスターズ』の内容は忘れかけていましたが、本作を観ているとそう言えばこんな感じだった。と思い出してきました。

オリジンとリメイクでは物語に変更有り。
納得の変更でした。と言うかリメイクの方が良くなってる気がする。
のですが、巷の評価を見るとリメイク版、評価が全く良くない。
内容うろ覚えなのをいい事に、自分の中でリメイク版を過大に評価している可能性有り。

でもリメイク版は女性記者のキャラクターに深みが有って、それが結末に繋がって何とも言えないどんより感が良かった気がするのだけど。

対してオリジンは「何だそれ」な結末。面白いっちゃぁ面白い。
ヒッチコックへのオマージュとかの意味が有ったんだろうか?ヒッチコック作品ほとんど観てないのでよく分からず。

オリジンで良かったのは俳優さん。
特に謎の医師を演じるウィリアム・フィンレイが不気味で変態で妖しくて良かった。
チャールズ・ダーニングの若かりし頃(と言ってももう既におじさん)を見れたのも良かった。

対してリメイクの方は、ダブルヒロインの1人クロエ・セヴィニーは存在感が有って良かったのだけど、もう1人の謎の女性を演じるルー・ドワイヨンがよろしくなかった。

オリジンのキャスト、リメイクの脚本、当然監督はデ・パルマ。ってのは今となっては不可能ですが観てみたい。
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