ヒックとドラゴン [2010年8月に観た映画]
『ヒックとドラゴン』
“HOW TO TRAIN YOUR DRAGON” (2010・アメリカ) 1h38
監督・脚本 : クリス・サンダース/ディーン・デュボア
声の出演 : 田谷隼、田中正彦、寿美菜子
バイキングとドラゴン。対立と融和の物語。
対立と融和。現実の世界、現代社会において一番困難な問題なのではないかと思われますが、この映画ではそこは単純化されている。
だからエンターテイメントとして楽しめる所でも有るし、そのテーマを担ぎ出してきた割に物足りない所でもありました。
ボスキャラやっつけてめでたしめでたし。それはそれでいいんだけど。
字幕で観たかったのだけど吹替えでの鑑賞。
吹替えでの外国人チックな喋り方。あれが苦手なのですが。最近では『くもり時々ミートボール』、昔では『アイアンジャイアント』。わざとらしさを感じてしまう。
アニメーションなら外国人チックにならなくてもいいような気がするのだけど。
でも、外国人を基本としている表情や言葉使いなので、日本人の喋り方で吹き替えてはマッチしないのかも。
CGは美麗。
CGアニメは立体を追求すると人形アニメになるんじゃないだろうか。と、ふと思いました。
デフォルメされたキャラクターが立体化されて動く。それは正に人形なわけで。
セルアニメの平面から立体へ。がCGアニメのスタートだったとして、そのゴールはハイクオリティな人形アニメだったとしたら、進歩ってなんなんだろう?と考えずにいられません。
もっと誰もが知らないようなゴールを見据えてCGアニメは進化し続けているのかもしれませんが。
今なら『ヒックとドラゴン』上映館限定で『シュレック・フォーエバー』のダイジェスト版が観れるそうです。
なので観ました。
懇切丁寧にダイジェストされているので、本編はもう観なくていいんじゃないだろうかと思えるほどでした。
既に浜ちゃんをはじめとしたお馴染みの吹替え版キャストの方々が吹替えられていました。
12月公開で既に吹替えの収録は終わったんだろうか?
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