プリズン211 [2010年8月に観た映画]
『プリズン211』
"CELDA 211” (2009・スペイン=フランス) 1h50
監督・脚本 : ダニエル・モンソン
出演 : ルイス・トサル、アルベルト・アンマン、マルタ・エトゥラ、フェルナンド・ソト
就職先の刑務所の下見にやってきた男。
運悪く暴動が起き、刑務所内に取り残されてまう。
正体がバレれば死の危険が。男は囚人になりすまし脱出の機会を窺うのだった。
スペインのアカデミー賞と呼ばれるゴヤ賞で8部門獲得。
DVDスルーながら映画館で予告も流れていたので、もしかしたら隠れた名作なのかと。
アクション的な所を期待していましたが、質・量ともにアクションイマイチ。なのでモーレツに退屈しました。
しかしそもそもがアクション映画ではなく、スペイン国内の情勢や組織の腐敗などを盛り込んだ社会派サスペンスだったのかと。
価値観の逆転、立場の逆転。正義だと思っていたものが正義ではなかったり、悪と思っていたものが悪ではなかったり。そんな一筋縄ではいかない所と社会派な所が相まってゴヤ賞8部門の高評価につながっているのでは。
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