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超強台風 [2010年9月に観た映画]

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『超強台風』
“超強台風” (2008・中国) 1h34
監督 : フォン・シャオニン
出演 : ウー・ガン、ソン・シャオイン、リウ・シャオウェイ



超大型台風“藍鯨”。進路は中国本土。それに立ち向かうのは市長だ!



ネタバレあり。



・・・市長って。
若干のスケールの小ささを感じずに入られませんでした。どんだけ権限があんだ。って所が気になる所で。市長の上には省長がいるらしい。
実際かなりの権限を持っていました。軍隊も動かせるような。

敢然とした態度で“藍鯨”(なんて読むんだったか忘れた)に立ち向かう市長の姿を描く事によって、リーダーとしての資質には何が必要なのか。
またその強いリーダーに従い人民が一致団結すればどんな困難にも打ち克てるのだ。
といった強い中国像を描いている所にプロパガンダな匂いもしないでもないです。

が、この映画で観たかったのは荒れ狂う自然の猛威をCGではなくミニチュアで。な所でして。
良かったですミニチュア。迷走台風なのでなかなか本土に上陸せず少々イラッともしましたが。上陸してからは堪能出来ました。
迫力という点ではCGには勝てないかもしれないけど、何なんでしょうかスペクタクルなのに心和ませてしまうミニチュアの魅力とは。サメもミニチュアなのは笑った。
しかし考えてみればCGも現物を縮尺しているのだからミニチュアなわけで。それはCGアニメも手描きアニメだったりも。
でも同じミニチュアでもCGには何かが無い。心和ませるものだったり、素直に感動できるものが。
その何かが何なのかさっぱり分かりませんが。

とは言えミニチュアの魅力たっぷりのこの映画がノーCGでは無いわけで。
オープニングとエンディングはユニバースな感じのCG。
エンディングはオープニングの使い回しなのか、去ったはずの台風がまだそこにいる!のは続編を示唆しているんだろうか?
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