[リミット] [2010年11月に観た映画]
『[リミット]』
“BURIED” (2010・スペイン) 1h34
製作総指揮・監督・編集 : ロドリゴ・コルテス
出演 : ライアン・レイノルズ
声の出演 : スティーヴン・トボロウスキー、サマンサ・マシス
棺に閉じ込められた男の沈黙。
まさかの約90分間のライアン・レイノルズの一人芝居。
回想シーンとか有るんだろうなぁ。とか思っていましたが、カメラは常に棺の中。ライアン・レイノルズをひたすら写し続ける。まさかの一人芝居でした。
地中の棺に閉じ込められる閉塞感。実体験としてはシアターN渋谷の満席状態での壁際の席もかなりの閉塞感があります。全然比べものにはならないけど。
極限状態での恐怖感は観ている間はそれほどでもなかったですが、帰ってから夜寝る時なんかに思い出すとめちゃめちゃ怖い。
この映画では地中に閉じ込められる男でしたが、雪山で雪崩に遭った場合、雪の中に閉じ込められると上下左右の感覚が無くなるらしいのです。
そうなるとどうなるかと言うと、脱出するために上に向かって掘り進めていると思っていても実際はとんでもない方向に進んでいて脱出不可能という事に。
そんな場合、上を判断するためにはどうするのか?
それは、
唾を垂らす。
唾を垂らして向かった逆の方向が上。そちらに掘り進めれば良し。
っていうお役立ち度かなり低めの知識を何かの映画で得たのですが、何の映画だったかが今イチ思い出せず。
雪山が舞台の『処刑山』だっただろうか?
しかし…
こんなパッケージ世の中に出していいんだろうか?と思えるパッケージですが。『処刑山』。
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