キック・アス [2010年12月に観た映画]
『キック・アス』
“KICK-ASS” (2010・イギリス=アメリカ) 1h57
製作・監督・脚本 : マシュー・ヴォーン
出演 : アーロン・ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツ、ニコラス・ケイジ、マーク・ストロング、クリストファー・ミンツ=ブラッセ、リンジー・フォンセカ
特殊能力も無ければ大金持ちでもなく、仲間もいなければ宿敵もいない。
そんなスーパーヒーロー、キック・アス。
その彼をスーパーヒーローたらしめるものは何なのか?
それは自らの意志。自分だけは正義の心を持っていたい。という意志。
弱っちくて、唯一の能力が末梢神経の麻痺だけど、その意志だけで悪党に立ち向かう。
その姿に感動でした。
最後までその無謀な意志だけでスーパーヒーローでいて欲しかったけど、仲間が出来て宿敵らしき者も現れるとその意志が復讐にすりかえられてしまう。それが残念でした。
復讐だとその後が泥沼になるので。
結末は本当の宿敵の誕生。
あれはスーパーヒーローモノにありがちな続編含みの終わり方。の単なるパロディだと思っていましたが、続編の話しあるそうで。
スーパーヒーローモノの続編で成功した例はそんなに無いと思うのでちょっと心配。
マシュー・ヴォーン監督は何やってた人?と思ったら、『スターダスト』の監督だった。
ちょっと意外。
でも、だからマーク・ストロング出てんだ。と納得。
『レイヤー・ケーキ』の後に本作だと、ああ、そうか。とかなり納得。
2011-01-04 15:26
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