ロビン・フッド [2011年1月に観た映画]
『ロビン・フッド』
“ROBIN HOOD” (2010・アメリカ=イギリス) 2h20
製作・監督 : リドリー・スコット 製作・出演 : ラッセル・クロウ
出演 : ケイト・ブランシェット、マーク・ストロング、ウィリアム・ハート、オスカー・アイザック、マックス・フォン・シドー
ロビン・ロングストライドがロビン・フッドと呼ばれる理由。
面白かった。
ケヴィン・コスナー版『ロビン・フッド』が好きなこともあって本作にはそれほど期待はしていなかったけど、正月映画らしい大作映画で面白かった。
キャラクターにもうひとつ深みが無いのはリドリー・スコットだからしょうがないとして、それでもそれぞれカッコイイのは、一流の役者を揃えたからだと思う。
しかし、一流の役者が揃ったのはリドリー・スコットの作品だからという点が大きいわけで。痛し痒しな所。
ウィリアム・ハートはあの髪型にするとリドリー・スコットに似てる事を発見出来たのは、この映画の功績の一つかもしれない。
自分の中で『ロビン・フッド』の基礎知識は今まではケヴィン・コスナー版でした。
それが本作を観てガラガラと崩れてゆく。
ケヴィン・コスナー版では敵は代官。『ダイ・ハード』後のアラン・リックマンが演じてました。
本作にも代官は出てくるけど、権力の手先の小悪党に過ぎなかった。
その小悪党のバックにはイギリス王室が控えていて、さらにはイギリスとフランスの諍い、謀略を経てクライマックスのノルマンディ上陸作戦さながらの激戦へとなだれ込み、なんやかんや有ってロビン・フッドと呼ばれる男が誕生。
で、これが真説。なのかと言ったらこっちにもフィクションは含まれているそうで。
もうなんだか分かりませんが、結論としてケヴィン・コスナー版もラッセル・クロウ版も面白いという事で。
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