イップ・マン 葉問 [2011年2月に観た映画]
『イップ・マン 葉問』
“葉問2” (2010・香港) 1h49
監督 : ウィルソン・イップ アクション監督・出演 : サモ・ハン・キンポー
出演 : ドニー・イェン、ホァン・シャオミン
武術家イップ・マンの波乱の人生。香港、1950年のお話し。
パート2からの公開。パート1を観ていなくてもそれほど問題はなかった。
貧しくても希望があって、その希望に向かってただ真っ直ぐに進んでいく主人公。
いつの時代にも暗黒面はあって。しかしその暗黒面は超絶カンフーアクションを交えて描かれるのでカンフー映画として楽しい。
それが前半。
後半はアジア人を卑しく思っている英国人が主人公たちの前に立ちはだかる。
横暴な英国人はアジアを支配しようとする欧米人を象徴しているのかもしれない。
それに対する被害者意識をこれでもかと前面に押し出してくる。その押しの強さにやや引き気味。あの楽しかったカンフー映画はどこへ。
被害を受けても横暴に屈せず、勝利を掴み取っても赦しを与える主人公。
それがイップ・マン、その人なのかもしれない。
欧米人への怨みつらみをこれでもかと描いているのを観ると、パート1で主人公の前に立ちはだかる戦時中の日本軍にはどんだけの恨みがこもっているのだろうか。観る前から恐ろしい。
パート1は本作の観客動員が5000人を超えたら公開されるらしい。
木人椿って実際叩いた事無いけど、叩いている映像を見ると突起物に多少の遊びがある。ガッチリはまっていない。
その遊びが重要なんだろうと思う。
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壁にはめちゃめちゃガッチリと取り付けないといけないみたい。
2011-02-06 20:17
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コメント(2)
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>戦時中の日本軍
が敵役だから、パート2から公開しているんですね。
>観客動員が5000人
簡単そうに思えるのですが、ミニシアターでは高いハードルなんでしょうか。
by hash (2011-02-11 00:46)
hashさん、おはようございます。
>観客動員が5000人
は、東京での上映館、新宿武蔵野館での動員が5000人を突破したら武蔵野館で「序章」が公開される。との事でした。
武蔵野館のサイトによると突破は確実のようです。
http://shinjuku.musashino-k.jp/
しかし日本軍が敵役、それもかなり悪どい事をしていそうな感じなので、日本人としては純粋にカンフー映画として楽しめるのか不安です。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2011-02-11 07:19)