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あしたのジョー [ア行の映画]


映画「あしたのジョー」オリジナル・サウンドトラック



『あしたのジョー』
(2010・日本) 2h11
監督 : 曽利文彦
出演 : 山下智久、伊勢谷友介、香川照之、香里奈、勝矢






ドヤ街が生んだ喧嘩屋ボクサー矢吹丈。生涯のライバル力石徹との出会い、そして闘い。



『あしたのジョー』良かった。泣けた。
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こんな事や
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こんな事言って失礼しました。

ついでに。
菊地凛子さんが國村準さんにそっくりとか言ってこちらも失礼しました。オスカーノミニー女優がナイスミドルなおじ様に似ているわけが無い。ただの思い込み、虚言でした。
海よりも深く反省
ドラえもん 04.jpg

ただ、ジョーの帽子はちょっと大きかったような。



『あしたのジョー』良かった。泣けた。(2回目)
今回の実写化には最初は疑問でした。近頃流行の懐かしの名作漫画・アニメの実写化。それだけの事だと思っていました。
でも『ジョー』は違った。良かった。泣けた。(3回目)

今回の実写化で『ジョー』が手に入れたもの、それは肉体なのだと思う。
以前にも1回実写化されていてそこではどうだったのか。未見なので分からない。

漫画、アニメではどうしても肉体は手に入れられないのだと思う。漫画、アニメならではの肉体は手に入れられてそれはそれで別の魅力はあるけど。しかし残念ながら本物ではない。
この映画の肉体は本物。それもただの肉体ではなく、プロでしかもボクシングに全てを懸ける男たちの肉体。
何故一人の男との決着に執念を燃やすのか、何故命を懸けてボクシングをするのか、それはそこに本物の肉体が存在すれば理由とか考えなくてもいいように思える。現に命がけでボクシングをしている男たちの存在を実際に目にしているわけだから。

そんな命を懸けて闘うジョーと力石がどういう運命を迎えるのか知っているだけに、二人がボクシングに全てを懸けて命がけで試合をする姿を見ると『ミリオンダラー・ベイビー』じゃないけど、どうにも泣けてくる。スローのシーンがかなり来た。
そして全てを、命を懸ける姿に説得力を持たせたのが、山下さんと伊勢谷さんが作り上げたプロボクサーの肉体だと思う。素晴らしかった。
ここまでの仕事をなされた二人には、それに見合う正当な評価がされるべきだと思う。海外の有名な映画祭での受賞とか。

伊勢谷さんの力石ってどうなんだろうと思っていたけど、全く問題なかった。力石だった。
力石のフィニッシュブローカッコよかった。あそこであれはカッコイイ。
アニメ版の演出もカッコよかったのを思いだした。



映画序盤は時間の都合により原作から割愛されている場面が多い。落下傘とか豚とか青山君とかその他色々。紀ちゃんはチラッとだけ出ていたような。
マンモス西、鼻からうどん事件はまだ先の事だったけか?

色々と割愛された事によりジョーと段平氏との関係性が深く描かれない。
でもそれは本作がジョーと力石との物語で、そっちにより重点を置いたのだと思うし、それで良かったのだと思う。
香川さんの熱演で段平氏がボクシング馬鹿というのは十分に伝わったし、今回の所はとりあえずそれで。

ところで『ジョー』ヒットしてるんだろうか?なんかちょっと微妙なような。でもヒットしなくても是非『ジョー2』作って完結させて欲しい。
そっちでジョーと段平氏との関係性も深く描かれるはずだろうし。

しかし世界編となるからキャスティングは難しそう。
ハリマオはより漫画チックになってしまうので登場はないかも。画面の隅の方でチョコレート貪り食ってるだけとか。
そうなると金とカーロスとホセの3人。
本当のプロボクサーに演じてもらうのが手っ取り早そうだけど。ボクサーに役者になってもらうのと、役者にボクサーになってもらうのとどっちが映画としていいんだろう。



それにしても『ジョー』良かった。泣けた。(4回目)
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